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Appleアプリの審査厳格化!ユーザー追跡のフィンガープリンティングでAPI使用を制限

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Appleは、開発者向けWebサイトで、ユーザーのプライバシー保護を強化するため、アプリ開発者に対し、新しい規制を発表しました。

Appleユーザー追跡のフィンガープリンティングでアプリのAPI使用を制限

App Storeの審査プロセスは、アプリがAppleのガイドラインに準拠していることを確認するものですが、今後プロセス全体がさらに厳格化するとのことです。

9to5Macによると、Appleは、開発者向けWebサイトで、「Describing use of required reason API(必須理由APIの使用方法の説明)」という新しいページで、アプリ開発者に対し、新しい規制を発表。

Appleによると、一部のAPIは「必須理由API」として分類され、アプリでAPIを使用するには、開発者がアプリでAPI使用の目的をAppleに説明することが必要になります。

Appleは、この措置は、さまざまなアプリやウェブサイト間でユーザーを追跡する技術であるフィンガープリンティングを取り締まることが目的だと説明しています。

アプリがコア機能を提供するために使用する一部の API (ユーザーが作成したコード内、またはサードパーティの SDK に含まれているコード内) は、デバイス信号にアクセスしてデバイスまたはユーザーを識別しようとするために悪用される可能性があります (フィンガープリンティングとも呼ばれます)。ユーザーがアプリに追跡の許可を与えているかどうかに関係なく、フィンガープリンティングは許可されません。

今年後半にwatchOS 10、iOS 17、iPadOS 17、 tvOS 17 、macOS Sonomaが正式リリースされるため、開発者が用途を指定せずに必須理由APIを使用するアプリを送信すると、警告が表示されます。

2024年春以降、正当な理由なく必須理由APIを使用するアプリは審査プロセスで拒否されるとのことです。

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