AppleはWWDC2023で、M2 MaxとM2 Ultraチップを搭載したMac Studioを発表しましたが、YouTuberが処理速度などについて比較動画を公開し、話題になっています。
Mac Studioなどに搭載されたM2 MaxとM2 Ultraチップの比較動画
9to5Macによると、M2 MaxとM2 Ultraチップの比較動画を公開したのは、YouTubeチャンネル「Luke Miani」。
「Luke Miani」は、Appleデバイスの性能の検証動画などで有名です。
「Luke Miani」は、2022年モデルのMac Studioに搭載されたM1 MaxとM1 Ultraチップ、2023年モデルのMac Studioに搭載されたM2 MaxとM2 Ultraチップの、ベンチマークや処理速度を比較。
昨年発表されたM1 MaxチップとM1 Ultraチップは非常に高速ですが、M1 Ultraチップは2つのM1 Maxチップが結合したものにもかかわらず、M1 Maxチップと比べてパフォーマンスが2倍になることはありませんでした。
これに対し、M2 UltraチップはM2 Maxチップを2つ組合わせたものですが、作業によっては、正確に2倍のパフォーマンスを発揮することがあることがわかりました。
「Luke Miani」のテストでは、Blender 3Dや 3DMarkなどのGPUを大量に使用するアプリケーションでの作業、Final Cut Proのエクスポートで、M2 UltraチップはM2 Maxチップの約2倍のパフォーマンスを発揮。
パフォーマンスが大幅に向上した理由は、AppleがM2 Ultraチップのすべてのコア間の負荷のバランスをとるメモリコントローラーチップをM2世代に追加したからだとのことです。
「Luke Miani」のすべてのテストは、動画でご覧になれます。