Appleは、15インチの新型MacBook AirをWWDC2023で発表し、先週13日に販売開始しました。
iFixitが分解動画を公開し、13インチモデルとの違いなど内部構造の詳細が分かると、話題になっています。
15インチMacBook AirのiFixitの分解動画
15インチMacBook Airの分解動画を公開したのは、修理専門サイト運営の「iFixit」。
Appleは、WWAD2023で15インチMacBook Airを紹介するときに、「2つのツイーターと2セットのフォースキャンセリングウーファーを備えた、驚異的な新しい6スピーカーサウンドシステムも備えています」と伝えました。
「iFixit」の分解動画によると、15インチMacBook Airは13インチMacBook Airとほぼ同様の内部設計ですが、Appleの紹介通り、追加のスピーカーが2つあるという違いがはっきり分かります。
また、15インチモデルは、13インチモデルと比べバッテリーが大きくなりましたが、Appleによればバッテリー寿命は13インチモデルと同等とのことです。
「iFixit」の分解動画で、15インチMacBook Airの256GBモデルに、M2チップと1つのNANDチップが搭載されたロジックボードが確認できます。
NANDチップが1つしか搭載されていないため、SSDの処理速度が、NANDチップが2つ搭載されている512GB、1TB、2TBモデルと比較して遅くなる可能性があります。
他のAppleラップトップと同様に、15インチMacBook Airの修理は非常に難しいと「iFixit」は伝えています。