Apple iOS16.4.1への署名を停止！iOS16.5からダウングレード不可に

AppleはiOS16.5を1週間前、すべてのユーザーへ向けてリリースしましたが、先程iOS16.4.1への署名を停止しました。

iOS16.4.1への署名停止

AppleはiOS16.4.1に署名することをやめました。

Appleは、ユーザーにオペレーティングシステムを最新の状態に保つよう促すために、新バージョンのリリース後、古いバージョンのソフトウェアアップデートへの署名を定期的に停止しています。

AppleがiOS16.4.1へ署名停止したため、iOS16.5へアップグレードしたユーザーはiOS16.4.1へのダウングレードができなくなりました。

iOSをアップグレードした後にバグなどの影響でうまくiPhoneやiPadが作動しないときにiOSをダウングレードすることがあります。

iOS16.5で問題が発生した場合でも、iOS16.4.1にダウングレードすることができなくなりました。

ただし、AppleがiOS15.7.6を提供しているため、iOS16.5からiOS15.7.6へMacやPCを使ってダウングレードすることは可能です。

iOS16.5アップデートの目的は、新機能の追加、バグ修正およびセキュリティアップデートです。

Appleのリリースノートによると、日本では以下の1つの機能が追加されました。

iOS16.5開発者向けベータ版で記載があった新機能は、以下の通りです。

iOS16.5のリリースノートによる修正点は、以下の通りです。

iOS16.5では39個のセキュリティパッチが提供され、そのうちWebKitの3つの脆弱性について、Appleは積極的に悪用された可能性があるという報告を認識しているとのことです。

次のバージョンのiOS16.6は、先週ベータ1がリリースされたばかりで、正式リリースは数か月後になると予想されています。