人気ゲーム「フォートナイト」で有名なEpic Gamesですが、開発者向け3D作成ツールUnreal Engineを大幅にアップグレードし、Appleシリコンチップサポートが追加されたとのことです。
Unreal EngineがM1、M2などAppleシリコンチップサポート追加
Epic GamesのUnreal Engineは、ゲーム、アプリ、ハリウッド映画やTV番組の仮想セットの制作にも使用される3D作成ツールです。
Epic Gamesは、ブログ投稿で、Unreal Engine5.2を発表。
Unreal Engine5.2では、Appleシリコンプラットフォームのネイティブサポートが追加され、M1、M2チップのパフォーマンスを最大限に活用できるようになりました。
「フォートナイト」をめぐる Epic GamesとApple間の紛争にもかかわらず、多くの専門家がUnreal Engineを使用しているので、Epic Gamesは、macOSユーザー向けにUnreal Engineを更新し続けています。
Appleでさえ、訪問者がクパチーノキャンパスにあるApple Parkのモデルと対話できるARアプリを構築するために内部でUnreal Engineを使用していると言われています。
また、クリエイターがタッチベースのインターフェイスを通じてカラーグレーディングとライティングをより簡単に調整できるiPad用ICVFX エディターを含む、強化されたバーチャルプロダクションツールセットも発表しました。
Unreal Engine5.2では、大規模シーンのパラメータを定義できるようにする手続き型コンテンツ生成フレームワーク(PCG)、ゲームなどのリアルタイムアプリでオブジェクトの外観と操作性を制御する新しい方法であるSubstrate、3D人体モデルの筋肉と皮膚を正確にモデリングするための新しいMLデフォーマサンプルが付属しているとのことです。