macOS13.4ベータ4のリリースから約1週間、Appleは開発者向けにmacOS13.4RCをリリースしました。
Apple macOS13.4開発者向けRCリリース
RC(リリース候補)版は、macOS13.4の最終テストバージョンです。
macOS13.4開発者向けRCのリリースノートには、ベータ3までに記載された4つのバグ修正だけが記載され、新しく記載された内容はありません。
macOS13.4開発者向けベータ1のときにリリースノートに記載された修正内容は、以下の通りです。
- Apple Studio Display:Apple Studio Displayのファームウェアの更新が進行状況を表示し始めるが完了しないバグ修正
Appleは回避策を記載しており、今後のmacOSベータアップデートを含む他のアップデートをインストールするには、「ソフトウェアアップデートの設定」で 「詳細情報」をクリックし、「Apple Studio Displayファームウェアアップデート」のチェックを外して、「今すぐインストール」をクリックすることを推奨しています。
macOS13.4開発者向けベータ3で追加されたバグ修正内容は、以下の通りです。
- CSS:column-count2 を超えるとレイアウトが更新されない問題を修正
- File Bookmark:合成正規化で保存された Unicode 文字がパスに含まれている場合、セキュリティチェックによりブックマークの解決が失敗するmacOS Ventura13.3の回帰を修正
- SwiftUI:クロージャー内で使用すると実行中のアプリケーションがクラッシュする問題を修正
AppleによるとmacOS13.4RCのリリースノートは、以下の通りです。
macOS Ventura 13.4 には、次の機能強化とバグ修正が含まれています。
- Apple Newsのサイドバーにあるスポーツフィードから、フォローしているチームやリーグのストーリー、スコア、順位などに簡単にアクセスできます
- Apple Newsのマイスポーツのスコアとスケジュールカード特定のゲームに関する追加の詳細を見つけることができるゲームページに直接移動します
- Apple Watchでの自動ロック解除がMacにログインしない問題を解決します
- 再起動後にキーボードがMacにゆっくりと接続するBluetoothの問題を修正
- Web ページのランドマークへの移動に関するVoiceOverの問題に対処
- スクリーンタイムの設定がリセットされるか、すべてのデバイスで同期されない問題を修正します
Appleは、iOS16.5とiPadOS16.5が来週正式にリリースされることを確認しており、macOS13.4も来週正式リリースされると予想されています。