AppleのAirTagは持ち物を見つけ出すために便利な道具ですが、現金輸送中の装甲トラックから110 万ドルが盗まれ、武装強盗を発見するのにAirTagが大活躍したとのニュースがあり、話題になっています。
AirTagで現金輸送中の装甲トラックから110 万ドルを盗んだ武装強盗発見
シカゴのWGN9は、現金輸送中の装甲トラックから、110 万ドルを盗んだ2人の武装強盗が発見され逮捕されたことをレポート。
強盗事件は、現地時間2023年5月2日、午前9時25分頃発生。
現金輸送中の警備員が、銀行のATMに現金を補充していたときに銃を突きつけられ、ATMから現金が盗まれました。
強盗犯は警備員を装甲トラックに無理やり引きずり込み、内部のコンパートメントを開けて現金の入った袋を渡すように要求。
裁判書類によると、強盗容疑者は、約10万ドルの現金が入った7つのプラスチック容器と、約5万ドルが入った預金袋を約10個盗み、合計110万ドル以上を盗んだとのことです。
現金を輸送していた会社は、連邦捜査官に連絡を取り、現金が入っていたプラスチック容器に入れていたAirTagが、位置情報をリアルタイムで更新していることを知らせました。
AirTagの追跡情報から、強盗犯の自宅が特定され、強盗発生時から、犯人の自宅に到着するまで約1時間だったとのことです。
AppleのAirTag、目撃者の証言、防犯カメラにより、捜査当局は住宅地にたどり着き、天井と地下室に隠された数十万ドルの現金を回収しました。
犯人は、26歳のデボンテ・デイビスと18歳のダレル・シングルトンで、シングルトンは、昨年10月に発生した別の武装強盗に関与した疑いで、すでにFBIから指名手配されていたとのことです。