本日iOS16.5ベータ版が開発者へリリースされましたが、AppleがiPhoneのiOS16で位置情報に基づく機能制限をひそかに追加していたことがレポートされ、話題になっています。
AppleがiOS16で位置情報に基づく機能制限をiPhoneにひそかに追加
9to5Macは、iOS16のコードの分析調査の結果を共有。
9to5Macによると、Appleの内部で「countryd」と呼ばれる新しいシステムがiOS16.2でひそかに追加され、GPSの位置情報、Wi-Fiルーターの国コード、SIMカードから取得した情報などの複数のデータを組み合わせて、ユーザーがいる国を特定できるシステムをテストしていることが判明したとのことです。
9to5Macが確認したコードは、ユーザーがいる国を特定できるシステムは、政府の規制当局によって決定された制限を設定できるように設計されています。
なぜAppleはこのシステムを開発しているのかについて、9to5Macは、iOS17で開始されると噂されているアプリのサイドローディングに関係していると推測しています。
Appleの記事で著名なブルームバーグのマーク・ガーマン氏は、Appleは来年2024年までに新しいヨーロッパの規制に準拠するために、iOS17でiPhoneをアプリのサイドローディングに開放する予定だとレポート。
「countryd」と呼ばれる新しいシステムにより、AppleはiPhoneがEU加盟国で使用されているかどうかを簡単に判断でき、サイドローディングを許可できるようになります。
9to5Macによると、「countryd」と呼ばれる新しいシステムがiOS16.2で追加されてから積極的に使用された形跡はなく、今後どのように利用されるのか注目が集まっています。
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