Appleの「探す(FindMy)」機能はデバイスの紛失や盗難時に追跡できる機能で、iPhoneやAirPodsなどの発見に役立ちますが、Apple Watchを海中でなくしたユーザーが発見者から返還され、心温まるエピソードが話題になっています。
海中で1日過ごしたApple Watchが防水機能と「探す」アプリのおかげで持ち主へ返還される
ブラジルのG1によると、サンパウロのプライアグランデの36歳の教師Jefferson Rochaさんは、学校の生徒たちとクルーズに参加しました。
3月18日、船はブジオスに停泊し、Rochaさんはスクーナーに乗り、ダイビング中にApple Watchを紛失してしまいました。
「がっかりしました。この時計には GPSが搭載されており、防水機能があります。これほどまでに防水機能があるとは知りませんでした。旅行中も船に戻るまで、海の真ん中にあることがわかりました 」とRochaさん。
翌日3月19日の午前9時頃、Rochaさんはサントスで下船しましたが、Apple Watchの電源はオフになっていました。
Rochaさんは予期せず、Apple Watchの電源が再びオンになったという通知を受け取りました。
そこで、Rochaさんは「探す」アプリで、Apple Watchを紛失モードにし、連絡先情報を追加しました。
翌日、Rochaさんは、16歳のAngelinna BottinelliさんからInstagramのメッセージを受け取り、驚きました。
RochaさんのApple Watchは、Angelinna Bottinelliさんの父親の漁師でダイバーのBenoni Antônio Filhoさん (50歳)に発見されたとのことです。
Filhoさんに発見されたとき、RochaさんのApple Watchは機能していませんでしたが、Angelinna Bottinelliさんの充電器に置いておいたところ、電源がオンになったとのことです。
RochaさんのApple Watchは、運送業者による配送により返還されたとのことで、Benoni Antônio Filhoさん親子の親切にたいへん感謝しているとのことです。
「世界にはまだ良い人がいるので、私たちは幸せです。彼と彼の家族のような正直で気さくな人がまだいることを神に感謝することしかできません」とRochaさんは締めくくりました。