Appleは今年2023年9月にiPhone15シリーズを発売し、初めてUSB-Cポートを搭載すると噂されていますが、高速充電にはMFi認証済みケーブルなどのアクセサリや充電器が必要であることがリークされ、EUで問題になっているとのことです。
iPhone15 MFi認証がないアクセサリの充電速度制限がEU委員会で問題視される
先月、Appleの著名なアナリストのミンチー・クオ氏は、「Appleは、iPhone15用のMFi認証充電器の急速充電性能を最適化すると信じて」いると伝え、高速充電が可能なのはMFi認証を受けた充電器のみで、MFi認証を受けていないサードパーティ製充電器の速度を制限する可能性があるとレポート。
また、Appleの有名なリーカーShrimpApplePro氏は、AppleのiPhone15シリーズは、Made for iPhone(MFi)プログラムによって認証されたUSB-Cアクセサリのみを公式にサポートし、Appleによって認証されていないアクセサリの機能を制限する可能性があることをリーク。
Video extract from today's debate on Common charger – developments on new technologies
Watch the full statement by lead MEP @alexagiussaliba (starting at 15.42) & exchange w/ @EU_Commission here 📽️ https://t.co/MDcRY96xk2 https://t.co/Ys5SRuEaGu pic.twitter.com/iDaZJBVH9G
— IMCO Committee Press (@EP_SingleMarket) March 28, 2023
iMoreによると、EUの域内市場および消費者保護に関する欧州議会委員会(IMCO)はこれを問題視し、2024年末までにiPhoneやAirPodsを含む幅広い消費者向け電子機器の共通充電ポートとしてUSB-Cポートの搭載を強制する法律に違反するものだとして、緊急会議で議論が開始されたとのことです。
マルタの国会議員アレックス・アジウス・サリバ氏のTwitterによると、Appleは意見交換の招待を拒否したとのことです。
サリバ氏は、委員会が正式にこの問題についてAppleに書面で通知する予定で、Appleのような大企業は、消費者の権利を犠牲にしてやりたいことをやり続けることはできないと伝えているとのことです。