AppleのAirTagは持ち物を見つけ出すために便利な道具ですが、AirTagにより自動車泥棒が逮捕されたことがレポートされ、話題になっています。
AirTagの追跡により自動車泥棒を逮捕
9to5Macによると、CWBChicagoは、米国時間3月17日金曜日の午後12時25分頃発生した、カージャック事件についてレポート。
CWBChicagoによると、25歳のアンドリュー・モラン容疑者は、左手を上着のポケットに入れ、被害者に車に乗る必要があるので降りるように言いました。
モラン容疑者ががジャケットのポケットに銃を持っていると思った被害者は、外に出て近くの店から警察に通報したとのことです。
被害者の通報後、モラン容疑者はマニュアル車を運転する方法を知らなかったため、アウディA3を動かすことができず、駆け付けた警察のパトカーが近づきサイレンが大きくなったので逃走しました。
モラン容疑者は被害者の自動車のキーフォブを持ったまま逃げました。
警察はキーフォブにAirTagが装着されていたので、「探す」アプリで追跡したところ、シカゴのブルーラインに沿って移動していることが判明し、アディソン駅で上り列車を傍受し、モラン容疑者を逮捕したとのことです。
米国では新車販売に占めるマニュアル車率は数パーセントしかなく、被害者の自動車がマニュアル車だったため犯人が運転できなかったことと、AirTagのおかげで犯人が逮捕されたとのことです。