質問をすると会話形式の自然な文章で回答してくれる対話型AIチャットボットのChatGPTや、AI ChatGPTを統合したiOS版Bing、Edge、Skypeアプリがリリースされるなど、AIが、テキスト、画像、コードを生成してくれる機能に注目が集まっています。
先週OpenAIからGPT-4が発表され、開発者がSwiftUIを使用してiPhone用iOSアプリを簡単に作成する方法を共有し、話題になっています。
OpenAIのGPT-4でiPhone用iOSアプリを簡単に作成
GPT(Generative Pre-training Transformer)は、ChatGPTに搭載されたテクノロジーで、先週発表されたGPT-4と名付けられた新バージョンは、人間らしいテキストをより理解し生成でき、困難な問題をより正確に解決することが可能になったとのことです。
hey gpt4, make me an iPhone app that recommends 5 new movies every day + trailers + where to watch.
My ambitions grew as we went along 👇 pic.twitter.com/oPUzT5Bjzi
— Morten Just (@mortenjust) March 15, 2023
9to5Macによると、開発者のMorten Just氏は、GPT-4を使用して、毎日5つの新しい映画をユーザーにおすすめするiPhone用iOSアプリを作成する方法を共有。
AIにAppleのアプリ開発に必要なSwiftUI言語を使用するように指示し、アプリが映画を視聴できるプラットフォームと、予告編を表示する必要があることを詳しく説明しました。
Just氏によると、最初GPT-4が作成したiOSアプリにはいくつかのバグがありましたが、GPT-4はそれらを修正し、その後「謝罪」したとのことです。
GPT-4は、Twitterの動画で示されているように、5つの異なる映画のリストと、それぞれの映画の説明と予告編を表示する、完全に機能する、Just氏が求めていたことを正確に実行するiPhone用iOSアプリのコードを提供しました。
2023年1月、Appleが、コーディングを知らなくても、Siriの音声アシスタントを介してヘッドセットにARアプリを作成するように指示できるソフトウェアツールを開発中であるとレポートされました。
今後AIを利用したアプリ開発が一般化するのか、注目されています。