Appleは自社のデバイスで使用するより多くの部品の開発を進めており、独自のマイクロLEDディスプレイを開発していると噂されていますが、サプライチェーンサイドから、マイクロLEDディスプレイが搭載されるAppleデバイスについてレポートがあり、話題になっています。
マイクロLEDディスプレイ搭載Apple Watch Ultraは2025年までに発売か
MacRumorsによると、台湾のサプライチェーンサイドの情報を提供するDigiTimesは、AppleがマイクロLED技術を積極的に開発しており、台湾メーカーが2番目のサプライヤーになる可能性があることについてレポート。
DigiTimesによると、マイクロLEDディスプレイを搭載した次世代のApple Watch Ultraは2024年または2025年にリリースされる予定で、Appleが最終的にiPhone、iPad、MacBookにも拡張することを計画しているとのことです。
DigiTimesは、欧州企業のOsramがAppleのマイクロLEDチップの主要サプライヤーになるが、Epistarのような台湾のサプライヤーが2026年から2027年までにマイクロLEDチップの追加サプライヤーになる可能性があると伝えています。
以前、Appleの記事で著名なブルームバーグのマーク・ガーマン氏は、Appleが開発したマイクロLEDディスプレイは、2024年末に予定されているApple Watch Ultraのアップデートで最初に登場する予定で、数年後にはiPhoneに登場し、将来的にiPadやMacにも搭載される可能性があるとレポートしています。
他にも、香港の投資会社Haitong International Securitiesのアナリストのジェフ・プー氏は、2024年に発売されるApple Watch Ultraは、OLEDの代わりにマイクロLEDパネルを採用する可能性が高いとレポート、現行モデルの1.93インチから2.1インチへ大きくなるとの情報を聞いていると伝えています。
ディスプレイアナリストのロス・ヤング氏は、ドイツの光半導体メーカーOsramが、2022年第4四半期の収支報告で、2025年にマイクロLED技術からの収益の報告を開始する予定であると伝えているため、マイクロLEDディスプレイ搭載Apple Watch Ultraは2025年に発売されると予想しています。