Appleのリサーチアプリで、希望するユーザーは誰でも、iPhoneを使用してAppleの研究調査の検索、登録および参加が可能になりますが、Apple Watchから収集されたデータにより、睡眠に関する調査結果が発表され、話題になっています。
約7割の人が睡眠不足であることがApple Watchユーザーのデータから判明
Appleは医療機関や研究機関とヘルスケア分野に関する研究を実施しています。
9to5Macによると、ブリガム·アンド·ウイメンズ病院は、Apple Heart and Movement Studyに参加しており、42,000人以上のApple Watchユーザーから収集された睡眠データを基に、米国での睡眠に関する健康状態についてレポート。
調査は、2022年2月1日から2022年6月1日までの4か月間実施されました。
7時間以上の睡眠をとらないと、心血管疾患、認知機能の低下と認知症、うつ病、肥満、高血圧、血糖値、コレステロール値のリスクにさらされる可能性があることから、アメリカ心臓協会は、毎晩7~9時間の睡眠を推奨しています。
10晩以上の睡眠データを共有した42,455人の参加者の調査結果は、1人あたりの平均睡眠時間は6時間27分で7時間以上の睡眠時間だったのは31.2%だけで、約7割の人が睡眠不足だと判明しました。
就寝開始時間は、平日は午前12時前に就寝する割合が66.4% ですが、週末になると56.6%に減少し、人々が週末に遅くまで起きている傾向がわかります。
ブリガム·アンド·ウイメンズ病院の調査結果は、睡眠習慣を改善するためのヒントとして、睡眠を測定し、目標の就寝時間とルーチンを設定することをあげています。