来年2024年に発売されるiPad Proは、OLEDディスプレイパネルが搭載されると噂されています。
Appleの価格戦略についてレポートがあり、大幅に値上げされる可能性があると、話題になっています。
2024年発売iPad Proは60%以上の大幅値上げ?
Appleの記事で著名なブルームバーグのマーク・ガーマン氏は、来年2024年春に発売が予想されているiPad Proは、デザインが変更されOLEDディスプレイが初めて搭載されると伝えています。
The Elecは、Appleが、2024年発売予定のOLEDディスプレイパネルを搭載した11インチと13インチのiPad Proの価格戦略についてレポート。
以前、韓国のThe Elecは、現行モデルのiPad Proの価格は、12.9インチモデルは1099ドルから、11インチモデルは799ドルからですが、材料費で最大の比重を占めるパネル調達費用が2~3倍上がると、最終製品価格にも大きな影響を及ぼし値上げが予想されると伝えていました。
The Elecの情報筋によると、Appleが考慮中であるiPad Proの価格は、11インチモデルが1500ドル、13インチモデルが1800ドルとのことで、11インチモデルで80%以上、13インチモデルで60%以上値上げされるのではないかとのことです。
The Elecによると、従来の10インチ前半代のIT製品OLEDパネル供給価格が100~150ドルであるのに対し、AppleとLGディスプレイ、サムスンディスプレイは来年発売予定のiPad用OLEDパネル供給価格について、11インチモデルが270ドル、13インチモデルは350ドルで議論を進行中で、通常の2~3倍の価格とのことです。
Apple is switching to OLEDs for iPad Pros because it will be a better experience. But Apple’s display requirements will lead to a more expensive OLED panel than the other OLEDs panels on the market which are lower cost than MiniLED. They are going for a very thin, tandem stack…
— Ross Young (@DSCCRoss) March 9, 2023
この点に関し、Display Supply Chain Consultantsのアナリストロス・ヤング氏はTwitterで、「Apple のディスプレイ要件により、市場に出回っているMiniLEDよりも低コストの他のOLEDパネルよりもOLEDパネルが高価」になると伝えています。
米国では、M2チップ搭載13.6インチMacBook Airは1199ドルから、M2チップ搭載13インチMacBook Proは1299ドルからなので、一部のMacBook AirやMacBook Proよりも高価になるのか注目されています。