AppleはiPhone SE4の開発を再開したことが先月レポートされましたが、サプライチェーンサイドから、iPhone SE4に使用するディスプレイのサプライヤーの情報があり、話題になっています。
iPhone SE4のOLEDディスプレイパネルのサプライヤーはBOE?
韓国のThe Elecは、iPhone SE4のディスプレイサプライヤーについてレポート。
The Elecによると、Appleのサプライヤーの中国のBOEが、iPhone SE4のOLEDディスプレイパネルを供給する予定とのことです。
BOEは生産上の問題により、iPhone15シリーズ向けのOLEDパネルの受注を逃したと伝えられており、低価格のiPhone SE4 向けのOLEDパネルの生産に注力することで補おうとしているとのことです。
2020年発売されたiPhone SE2と、2022年に発売されたiPhone SE3ともに発売初年出荷量が2000万台水準だったことから、iPhone SE4向けのOLEDパネルの出荷量は、約2000万枚になると推定されています。
Hearing it will use a BOE panel.
— Ross Young (@DSCCRoss) February 27, 2023
The Elecによると、iPhone SE4用のOLEDディスプレイパネルでは新しい仕様を適用するのではなく、過去の2021年モデルのiPhone13や2022年モデルのiPhone14用OLEDディスプレイパネルを再利用することが期待されています。
Appleの著名なアナリストのミンチー・クオ氏は先月、AppleがiPhone SE4の開発を再起動し、初めてのApple独自の5Gモデムチップを採用することをレポートしました。
クオ氏の調査によると、iPhone SE4には、LCDディスプレイの代わりにOLEDディスプレイが搭載され、6.1インチでiPhone14に似ているとのことです。
以前、AppleのリーカーのJon Prosser氏は、iPhone SE4がiPhone XRのようなデザインに移行し、6.1インチで、ホームボタンが廃止されるのではないかと伝えており、実際にどのようなデザインが採用されるのか注目されています。
ディスプレイアナリストのロス・ヤング氏も以前Twitterで、iPhone SE4のディスプレイサプライヤーはBOEであると伝えており、The Elecのレポートはヤング氏の共有した情報を確認したものになります。