Appleは10日前に、iOS16.4とiPadOS16.4ベータ1を開発者向けにリリースしましたが、Webアプリにプッシュ通知機能が追加されました。
Webアプリとネイティブアプリとの違いや、プッシュ通知機能を受け取るためにWebアプリをホーム画面に追加する方法をお伝えします。
iOS16.4でホーム画面上のWebアプリのプッシュ通知機能が追加
AppleのApp Storeからダウンロードとインストールが必要なアプリをネイティブアプリといい、WebアプリはWebブラウザ上で提供されているアプリで、ダウンロードやインストールは不要です。
Webアプリは、Webサイトにログインや入力、編集、保存などより高度な機能が追加されたものといえます。
Appleのプッシュ通知は、iOS16.3.1までは App Storeから入手したネイティブアプリでのみ利用可能でした。
Appleは、WebKitブログで、iOS16.4ベータ1で、ホーム画面上に表示されているWebアプリへのプッシュ通知機能が追加されたことを発表しました。
Webアプリをホーム画面に追加する方法は、以下の通りです。
- iPhoneでSafariを開く
- Webアプリを提供するWebサイトを開く
- 共有ボタンをタップ
- 「ホーム画面に追加」を選択
- Webアプリに名前を付けて「追加」をタップ
会員ログイン画面があるWebアプリを開き、下の「共有」ボタンをタップし、「ホーム画面に追加」を選択します。
Webアプリに名前を付けて「追加」をタップすると、ホーム画面にWebアプリが表示されます。
iOS16.4ベータ1でWebアプリのプッシュ通知をオンにするには、Webアプリを開きプッシュ通知をオンにする設定を見つけて有効にし、アクセス許可のプロンプトが表示されたら「許可」をタップします。
Appleによると、Webアプリからの通知は、ネイティブアプリからの通知とまったく同じように機能し、ロック画面、通知センター、ペアリングされたApple Watchに表示されるとのことです。
また、iOS16.4ベータ1では、サードパーティのブラウザーで、共有メニューからWebサイトやWebアプリをホーム画面に追加する機能が追加されたとのことです。