Appleはヘルスケア分野に力を入れており、Apple Watchで様々な健康機能を提供しています。
Apple Watchによって命を救われたという報告が度々なされていますが、今回は心電図(ECG)アプリの心拍測定機能によって、大量の内出血が発見されたとレポートがあり、話題になっています。
Apple Watchシリーズ7の心電図(ECG)アプリが大量の内出血を発見
9to5Macによると、Apple Watch7のユーザーがRedditで、心電図(ECG)アプリの心拍測定機能がどのように命を救ってくれたかをレポート。
Redditユーザーのu/digitalmofoさんは、「ちょっと疲れた」ので、ある日の昼食後にちょっとした昼寝をしたところ、昼寝の後、心拍数が異常に高いという通知がApple Watchに10件以上ありました。
u/digitalmofoさんは、その日の残り時間を横になって過ごしましたが、心拍数の上昇が止まらなかったので、医師とビデオ通話をしました。
医師はu/digitalmofoさんに時間と脈拍数、酸素をチェックさせてから、救急車を呼びました。
病院での検査の結果、u/digitalmofoさんのヘモグロビンレベルは危険なほど低く、1デシリットルあたり約3.0グラム(gm/dL)であることが明らかになりました。
米国のクリーブランドクリニックは、重度の低ヘモグロビンレベルを男性は13.5gm/dL以下、女性は12gm/dL以下としています。
u/digitalmofoさんの追加投稿によると、内出血した血液は5パイント(約2.3リットル)と大量で、内視鏡検査の結果、食道炎、胃炎、十二指腸炎、裂孔ヘルニアだったことが判明したそうです。
病院の医師らは、u/digitalmofoさんが「輸血をしに行っていなかったら、輸血できなかった」と言っており、u/digitalmofoさんは、「Apple Watch がなかったら、私は気を失って死んでいた」と伝えています。