Appleの現行モデルのiPhoneで、最上位モデルはiPhone14 ProMaxです。
調査会社が、iPhone14 ProMaxの部品の価格から製造原価を計算し、その結果を発表し、話題になっています。
iPhone14 ProMaxの製造原価はiPhone13 ProMaxより3.7%増加
iPhone14 ProMaxの製造原価の調査結果を発表したのは、Counterpoint Research。
Counterpoint Researchは、テクノロジー、メディア、通信業界の製品を専門とするグローバルな調査会社です。
Counterpoint Research
Counterpoint Researchの混合部品表(BoM)分析によると、128GBのiPhone14 ProMaxの製造原価は最大474ドルで、iPhone 13 Pro Maxより3.7%高くなりました。
米国で128GBのiPhone14 ProMaxは1099ドルで販売されていることから、製造原価は約43%ということになります。
iPhone14 ProMaxでは、Appleが独自に設計したチップが総BoMコストの22%以上を占め、A16チップとは別に、PMIC、オーディオ、接続、タッチコントロールが含まれているとのことです。
A15チップからA16チップへのアップグレードにより、コストが11ドル増加し、プロセッサのコストシェアは20% になりました。
Counterpoint Researchは、48MPイメージセンサーを搭載した新しいメインカメラと、常時表示機能を備えたディスプレイが、コストの増加を引き起こしていると分析しています。