MacBook Proなどの新製品の発売後の性能テストに、現在までGeekbench5スコアが利用されてきましたが、新バージョンのGeekbench6がリリースされたとのことです。
Primate LabsがmacOSとiOS版Geekbench6リリース
9to5Macによると、Primate Labsは、Geekbench6をリリース。
Geekbench6は、2019年にリリースされ、現在まで利用されてきた製品の性能評価の指標であるGeekbench5のアップデートバージョンで、iOS、macOS版などが利用可能です。
Primate Labsによると、Geekbench6は、純粋なシングルスレッドのCPUスコアへの過度の依存から脱却し、今日のワードロードをより反映したテストを使用し、実際の使用時の性能評価機能を充実させたとのことです。
Geekbench6にはいくつかの新しいテストがあり、背景のぼかし(ビデオ通話で使用されるものなど)、ソーシャルメディアアプリの写真フィルター、AIのオブジェクト検出、写真のメタデータのタグ付けとテキスト処理などが含まれます。
また、Geekbench6では、多くの既存のテストが最新のワークロードをよりよく反映するようにアップデートされました。
Geekbench6では、アプリのパフォーマンスとベンチマークのスコアリングの方法もアップデートされ、テスト全体でGPUをより有効に活用できるようになりました。
Geekbench5のすべての非商用利用は現在無料ですが、Geekbench6は、有料の「Pro」バージョンが登場しました。