MicrosoftのCEOのSatya Nadella氏は、ChatGPTが組み込まれたBingとEdgeのアップグレードバージョンを発表しました。
MicrosoftがChatGPTをBingとEdgeに統合
TechCrunchによると、ワシントン州レドモンドで開催されたプレスイベントで、Nadella氏は、OpenAIのGPT-4モデルをBingに統合し、検索エンジン内でChatGPTを統合したサービスを提供することを発表しました。
Microsoftは、AI機能がサイドバーに組み込まれた新バージョンのEdgeブラウザーもリリースします。
新機能は現在Bingで公開されていますが、まだ制限があり、新機能を完全に体験するために、順番待ちリストに登録する必要があります。
新バージョンのBingにはツールバーにチャットを開始するオプションがあり、ChatGPTのような会話体験ができます。
OpenAIのChatGPTは、2021年までのデータしか提供しませんが、ChatGPTを統合したBingでは最新データから回答をえられるとのことです。
ChatGPTとBingの大きな違いは、ChatGPTを統合したBingでは回答の最後にある「詳細」セクションでソースとリンクを引用していることで、ユーザーはより詳細な情報を欲しいときに、ソースとなったサイトなどにアクセスできます。
現在まで使用されてきたリンク中心の古いバージョンのBingも、これまでと同じように使用できますが、AIで強化されているとのことです。