Appleは先週、M2 Maxチップを搭載したMacBook Proを発表しましたが、YouTuberが画像処理速度に焦点をあてた複数のMacのテストを行い、比較動画を公開し話題になっています。
M2 Maxチップ搭載MacBook ProはProResビデオのエクスポートでM1 Ultraより速い
Appleは先週、M2 ProとM2 Maxチップ、最大96GBのRAM、8K外部ディスプレイをサポートするアップグレードされたHDMI 2.1ポート、Wi-Fi 6Eを搭載した、新型14インチと16インチのMacBook Proを発表しました。
Appleは、MacBook Proの発表ビデオで、M2 Maxのメディアエンジンは、M1 Maxと比較して、メディアの再生とトランスコーディングを劇的に高速化するために、2倍のProResサポートを備えていると説明。
9to5Macによると、M2 Maxチップ搭載MacBook Proの画像処理速度の比較動画を公開したのは、YouTubeチャンネル「Brian Tong」。
「Brian Tong」は、Appleが開発した高画質で映像を圧縮できるコーデックProResの処理速度を比較するために、複数のMacで画像処理速度をテスト。
その結果、M1 Maxチップ搭載MacBook Proの動画のエクスポートが1分18秒かかったのに対し、M2 Maxチップ搭載MacBook Proでは40秒しかかからず、Appleの2倍のProResサポートを備えているという説明は正しいことが証明されました。
また、M1 Ultraチップ搭載Mac Studioでは動画のエクスポートに47秒かかったことから、M2 Maxチップ搭載MacBook Proのほうが7秒短く、動画処理速度が速いことが判明しました。
「Brian Tong」によると、M1 Ultraチップ搭載Mac Studioは、Adobe Premiereなどのエクスポートでは依然としてM2 Maxチップ搭載MacBook Proよりも高速であり、Metal GPUパフォーマンステストでは最高のスコアだったとのことです。