iOS15.7.2を公開してから6週間、Appleは本日iPhoneとiPadユーザー向けのiOS15.7.3とiPadOS15.7.3でセキュリティアップデートをリリースしました。
iOS15.7.3とiPadOS15.7.3はiOS16とiPadOS16にアップグレードできないユーザーを対象としています。
iPhone iOS15.7.3
AppleのiOS15.7.3のリリースノートは、以下の通りです。
このアップデートには重要なセキュリティ修正が含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
iOS15.7.3は、セキュリティ強化が目的で、新機能はありません。
iPadOS15.7.3
AppleのiPadOS15.7.3のリリースノートは、以下の通りです。
このアップデートには重要なセキュリティ修正が含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
iPadOS15.7.3は、セキュリティ強化が目的で、新機能はありません。
iOS15.7.3とiPadOS15.7.3のセキュリティアップデートの内容
Appleによると、iOS15.7.3とiPadOS15.7.3には5個のセキュリティアップデートが含まれ、内容は以下の通りです。
対象機種
iOS15.7.3とiPadOS15.7.3の対象機種は、以下の通りです。
iPhone 6s (全モデル)、iPhone 7 (全モデル)、iPhone SE (第1世代)、iPad Air2、iPad mini4、およびiPod touch (第7世代)
内容
iOS15.7.3とiPadOS15.7.3のセキュリティアップデートの内容は、以下の通りです。
Kernel:アプリが機密性の高いカーネル状態をリークできる可能性があるバグ修正
Kernel:アプリがカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性があるバグ修正
Mail Exchange:Exchange:アカウントから電子メールを転送するときに、引用された元のメッセージが間違った電子メールから選択される可能性があるバグ修正
Maps:アプリがプライバシー設定をバイパスできる可能性があるバグ修正
Screen Time:アプリがユーザーの連絡先に関する情報にアクセスできる可能性があるバグ修正
iOS16にアップデートできないiPhone 6sやiPhone7などのデバイスは、iOS15.7.3で最新のセキュリティパッチを取得できます。
AppleはiOS14で同様のセキュリティアップデートを行いましたが、数か月後に削除されたため、iOS15のアップデートがいつまで続くのかは不明です