Appleはヘルスケア分野に力を入れており、Apple Watchで様々な健康機能を提供しています。
Apple Watchによって命を救われたという報告が度々なされていますが、今回は心電図(ECG)アプリの心拍測定機能が、妊婦と胎児の命を救ったと、話題になっています。
Apple Watchの心電図(ECG)アプリで妊婦の胎盤早期剥離を発見
PHONE ARENAによると、KCAL Newsは、Apple Watchの心電図(ECG)アプリで妊婦の胎盤早期剥離が発見され、妊婦と胎児の命を救ったことをレポート。
米国の39歳のジェス・ケリーさんは、出産予定日まで数週間ある妊娠後期でしたが、つわりが戻ったような感じで気分が悪く、横になっていました。
ケリーさんは、Apple Watchから心拍数が毎分120回を超えていると警告を受けましたが、何も活動をしていなかったので、1回目はおかしいと思いました。
Apple Watchの警告は、2回目は10分後、3回目は30分後くらいに鳴りました。
ケリーさんはApple Watchの警告後、自分で車を運転して病院に行きましたが、「文字通り死ぬかと思った」と伝えています。
病院でケリーさんは、胎盤早期剥離として知られる妊娠合併症のために陣痛があり、失血していることが確認されました。
胎盤早期剥離は、分娩前に胎盤が部分的または完全に子宮から分離した場合に発生し、母親の出血で、赤ちゃんの酸素供給が減少したり遮断される可能性があります。
深刻な症状でしたが、ケリーさんは病院に到着してから3時間後に、健康な赤ちゃんを出産しました。
ケリーさんは、病院の医師と看護師に感謝するだけでなく、Apple Watchのおかげで命が助かったと感謝しています。