Appleは先週、NEWSROOMで「Apple、エンターテインメントの画期的な年を祝う」と題して、サブスクリプションサービス加入者が9億人に達したことを発表。
加入者が利用するサブスクリプションサービスの具体的な内訳について発表はありませんでしたが、市場調査会社からのレポートがあり、話題になっています。
Appleの有料サブスクリプションで一番利用者の多いサービスは?
Apple Insiderによると、市場調査会社CIRPは、「Appleサービス Appleハードウェアほど支配的ではない」という、Appleの有料サブスクリプションサービスの利用者の割合のレポートを発表。
CIRPによると、最も成功した有料のサブスクリプションサービスはiCloud+で、ユーザー向けの有料のiCloudストレージの普及率が60%に達し、iPhone、iPad、およびMacの使用に統合されているため、競合サービスの影響を比較的受けにくいとのことです。
Apple MusicはAppleのユーザーの3分の1強に利用されており、Apple TV+の普及率は28%です。
CIRPによると、Appleのユーザーの約5人に1人がApple Newsの購読者で、4分の1強がApple Podcastsの購読者とのことです。
意外に少なかったAppleの有料サブスクリプションサービスは、Appleの延長保証サービスのAppleCare+で、iPhoneのユーザーの4%とiPadのユーザーの7%が加入しています。
CIRPはAppleCare+の加入者が少ない理由として、延長保証市場にはモバイルキャリアなどの競合他社がいるためであると分析しています。