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日本でもスマホなどの誤作動で119番通報多発!海外では自動緊急通報機能をオフにするように推奨も

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Apple Support/YouTube

iPhone14シリーズなどに新機能として搭載された衝突事故検出機能や、Apple Watchの落下検出機能と転倒検出機能により、多くの人命が救われたとレポートがあります。

しかし、誤作動によって日本では消防署が、海外では緊急サービスで多大な負担がかかっているとレポートがあり、話題になっています。

日本でもスマホなどの誤作動で119番通報多発

衝突事故検出機能は、iPhone14シリーズ全モデル、Apple Watch8、Apple Watch Ultra、Apple Watch SE2でデフォルトで有効になっている機能で、重大な自動車事故が検出された場合にデバイスが救助を要請できる機能です。

先月カナダのブリティッシュコロンビア州ではスノーモービルに乗ったユーザーのiPhone14からの誤作動に対する緊急出動で、救助隊がヘリコプターに40分乗り込み捜索活動を実施し、1万ドルの費用は州政府が負担したことがレポートされました

MPR NEWSによると、米国ミネソタ州クック郡保安官のパット・エリアセン氏からの話として、2022年に約700件の誤通報を受け、休暇中に通報が急増しそのうちのいくつかはiPhone14シリーズなどの衝突事故検出機能の誤作動によるものだったとのことです。

そのため、米国ミネソタ州クック郡とスターンズ郡は、この数週間、住民にデバイスの設定を確認し、スノーモービルやスキーなどのアクティビティに参加するときや必要のないときは自動緊急通報機能をオフにすることを推奨しているとのことです。

日本でも静岡新聞によると、沼津や東伊豆など4市3町を管轄する駿東伊豆消防本部では、スマートフォンの誤作動により最終的に通報現場まで駆け付けるケースが、年間200件程度発生しており、2日に1回以上、出動が空振りしている計算になるとのことです。

スマートフォンだけでなく、スマートウオッチが衝撃で自動通報した事例もあり、ポケットやバッグの中に入れたままの誤作動による119番通報も発生しているとのことです。

誤発信防止設定や確認連絡に応じることで消防署の負担軽減につながるので、われわれも協力が必要かもしれません。

iPhone14日本で衝突事故検出機能で119番通報!大阪バイク事故

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