先月、16機種のスマートフォンのブラインドカメラテスト動画が公開され、Google Pixel 6Aが1位を獲得し、iPhone14 Proが7位でした。
iPhone14 Proの写真がGoogle Pixel 6Aに勝てない原因を分析し、解説した動画が公開され、話題になっています。
iPhone14 Proの写真がGoogle Pixel 6Aに勝てないのはソフトウェアの問題
先月、YouTubeチャンネル「MKBHD」は、スマートフォンのブラインドカメラテスト動画を公開。
ブラインドテストでは、1位はGoogleのPixel 6A、2位はPixel 7 Proでした。
「MKBHD」は、2022年のスマートフォンアワードではiPhone14 Proをベストカメラシステム部門で1位に選びましたが、なぜブラインドテストでiPhone14 Proの写真がGoogle Pixel 6Aに勝てないのか分析し、解説動画を公開しました。
良い写真を撮るために、多くの光とディテールを捉えることができるセンサーが重要ですが、スマートフォンに搭載されているカメラセンサーはデジタル一眼レフカメラに比べて小さいため、ソフトウェアによる後処理によって画像を改善する新しい手法を導入しています。
具体的には、ノイズレベルの低減、ホワイトバランスの調整、暗いシーンで明るさの調整などです。
iPhone14 Proには、より多くの光情報をキャプチャする48MPセンサーが搭載されていますが、その他のiPhoneには12MPイメージセンサーが搭載されています。
iPhoneでは、スマートHDRは複数の写真を1つに結合しより良い画像を作成しますが、多くの後処理が行われることで、写真が不自然に見えることがあります。
「MKBHD」は、iPhone 14 Proは常に、特に人の顔の影を明るくしようとするため、光と影が不自然で、写真が非常に人工的に見えることを指摘しています。
その他にも、GoogleのPixel 6シリーズ以降に搭載されているリアルトーン機能についても伝えています。