Appleは、NEWSROOMで、クラウド内のユーザーデータに対する脅威からの保護に重点を置いた3つの高度なセキュリティ機能導入を発表しました。
Appleが3つの高度なセキュリティ機能導入
iMoreによると、Appleは、NEWSROOMで、クラウド内のユーザーデータに対する脅威からの保護に重点を置いた3つの高度なセキュリティ機能導入を発表。
Appleによると、導入される3つの高度なセキュリティ機能は、iMessageの連絡先キーの検証、Apple IDのセキュリティキー、iCloudの高度なデータ保護です。
iMessageの連絡先キーの検証
iMessageの連絡先キーの検証(iMessage Contact Key Verification)は、ユーザーが意図した人とのみメッセージを送信していることをさらに検証することを選択でき、セキュリティをさらに強化するために、FaceTime、または別の安全な通話を介してContact Verification Codeを比較できる機能です。
iMessage Contact Key Verificationを有効にしているユーザー間の会話は、非常に高度な敵対者がいる場合に自動アラートを受け取ります。
Appleによると、iMessageの連絡先キーの検証は、2023年に世界中で利用できるようになります。
Apple IDのセキュリティキー
Appleは2015年にApple IDに2要素認証を導入しました。
Appleによると、今回導入されるApple IDのセキュリティキーでは、サードパーティのハードウェアセキュリティキーを使用でき、オプトインするユーザーの場合、2つの要素の1つとしてハードウェアセキュリティキーを要求することで、Appleの2要素認証を強化できるとのことです。
Appleによると、Apple IDのセキュリティキーは、2023年初頭に世界中で利用できるようになります。
iCloudの高度なデータ保護
iCloudは、デフォルトでエンドツーエンドの暗号化を使用して14の機密データカテゴリを既に保護しています。
Appleによると、高度なデータ保護(Advanced Data Protection for iCloud)を有効にしているユーザーの場合、エンド ツーエンドの暗号化を使用して保護されるデータカテゴリの総数は、iCloud バックアップ、メモ、写真を含めて23に増加するとのことです。
高度なデータ保護(Advanced Data Protection for iCloud)は、現在米国でiOS16.2RC版でリリースされていますおり、米国では2022年中に開始され、2023年初頭に全世界への展開を開始します。