iOS16.1.1とiOS16.2ベータ版で、中国でAirDropに時間制限が追加されたことが発見されていましたが、Appleは来年、すべてのユーザーのAirDropの「すべての人」オプションに時間制限を追加するとのことです。
AppleがAirDropの「すべての人」オプションに10分の時間制限追加
MacRumorsによると、Bloombergは、AppleがAirDropの「すべての人」オプションに10分の時間制限を追加することについてレポート。
Story on @business: Apple has limited the AirDrop wireless file-sharing feature on iPhones in China after the mechanism was used by protesters to spread images to other iPhone owners. Change will eventually go global. https://t.co/nozUYYCguK
— Mark Gurman (@markgurman) November 10, 2022
中国でAirDropを使用して反政府資料を広める事件が発生したため、iOS16.1.1とiOS16.2ベータ版では、AirDropの「すべての人」オプションに10分の時間制限が追加されたことが発見されています。
中国では、AirDropの「すべての人」オプションが「すべての人10分間」に置き換えられており、10分が経過すると、AirDropは自動的に「連絡先のみ」の設定に切り替わります。
2011年にAirDropが開始されてから、ショッピングモールや飛行機などの混雑した場所で、AirDropを介して不適切な写真が広められる事件などが発生しています。
AppleはBloombergのマーク・ガーマン氏に、望ましくないファイル共有を減らすために、来年中に新しいAirDrop設定をグローバルに展開する予定であると語ったとのことです。