iOS16で、iPhoneのクリップボードに直接アクセスして他のアプリからテキストを貼り付ける前に、アプリがユーザーの許可を求める新しいプライバシー機能が導入されました。
iOS16.1ベータ4以降、「設定」アプリでアプリごとのコピー&ペースト許可設定が可能になったとのことです。
iOS16.1ベータ4でアプリごとのコピー&ペースト許可設定が可能に
iOS16で導入された、アプリのコピー&ペースト時にユーザーに許可を求めるプライバシー機能は、プロンプトが過度に表示され、AppleはiOS 16.0.2でバグ修正を行いました。
MacRumorsによると、iOS16.1ベータ4以降では、「設定」アプリで、アプリごとのコピー&ペースト許可設定が可能になり、「設定」アプリ内に「他のアプリから貼り付け」が追加されたとのことです。
アプリごとのコピー&ペースト許可設定は、「設定」アプリ→「アプリ名」→「他のアプリから貼り付け」で可能です。
アプリごとのコピー&ペースト許可設定は3つのオプションがあり、以下の通りです。
- 質問: アプリは、他のアプリからコンテンツを貼り付ける許可を引き続き要求する必要があります。
- 拒否: アプリは他のアプリからコンテンツを貼り付けることができません。
- 許可: アプリは、再度許可を求めることなく、他のアプリからコンテンツを貼り付けることができます。
MacRumorsによると、クリップボードの許可を要求したことがないアプリの場合、メニューは表示されないとのことです。