iPhone14シリーズの発売開始から約3週間。
iPhone14シリーズのさまざまな分解動画や画像などが公開されましたが、分解して製造コストを調査したレポートがあり、話題になっています。
iPhone14シリーズの判明した製造コスト
Apple Insider Newsによると、NIKKEI Asiaは、フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズと協力して、iPhone14シリーズの3モデルを分解し、プロセッサやカメラ部品などのコンポーネントを調査。
NIKKEI Asiaによると、 iPhone14シリーズのAppleの主力モデルを分解した結果、製造コストが前モデルから約20%上昇し、過去最高となったことが明らかになりました。
iPhone14 ProとiPhone14 ProMaxに搭載されたA16 Bionicチップの部品価格は110ドルで、昨年リリースされたiPhone13 ProモデルのA15チップの2.4倍以上のコストがかかることが判明。
2018年のiPhone XS Max以来、Maxモデルの製造コストは400ドルから450ドルの範囲にありましたが、iPhone14 ProMaxの製造には部品代が501ドルかかっており、製造コストが高いのは、iPhone14のProモデルに搭載されているA16チップによるとのことです。
ソニーのCMOSイメージセンサーを含むiPhone14の新しいカメラコンポーネントは、以前のモデルより30%大きく、価格は15ドルで50%高くなっています。
iPhone14の部品は主に米国のサプライヤーから調達されており、コストの32.4%を占め、iPhone13から10%増加したとのことです。