iOS16は米国時間2022年9月12日(日本時間9月13日)にリリースされました。
iOSのアップデート後、バッテリーの減りが速い、消耗する不具合がよく発生しますが、iOS15.6.1と比べてiOS16で実際にバッテリー寿命が伸びたのか、検証した動画が話題になっています。
iOS16でバッテリー寿命が伸びたのか?
iOS16でバッテリー寿命の検証動画を公開したのはYouTubeチャンネル「iAppleBytes」。
「iAppleBytes」はiOSのアップデート後にバッテリー寿命の検証を行うことで有名です。
使用されたデバイスは、第1世代のiPhone SE、iPhone 8、iPhoneXR、 iPhone11、iPhone12、iPhone13の6モデルです。
デバイスは25%のディスプレイ輝度、明るさの自動調節機能で「自動ロック」をオフにし、プロセッサを集中的に使用するアプリケーションを実行しているときにデバイスが持続する時間を測定します。
今回の検証の結果、バッテリー寿命が短くなったのはiPhone8だけで、iOS15.6.1が3時間46分間だったのに対し、iOS16が2時間59分間でした。
最もバッテリー寿命が長いiPhone13では、iOS15.6.1が7時間32分59秒だったのに対し、iOS16が9時間4分24秒で、約1時間半伸びました。
iOS16を搭載したデバイスでのGeekbench5のバッテリー寿命テストのスコアは、第1世代のiPhone SE、iPhoneXR、 iPhone11、iPhone12、iPhone13では改善されました。
iOS15.6.1を搭載したiPhone8のGeekbench5のバッテリー寿命テストのスコアは2254でしたが、iOS16を搭載したiPhone8では1788でかなりの低下が見られました。