iOS15.6.1を公開してから約3週間半、Appleは本日iPhoneとiPadユーザー向けのiOS15.7とiPadOS15.7でバグ修正アップデートとセキュリティアップデートをリリースしました。
iOS15.7はiOS16にアップグレードできないユーザーを対象としていますが、iPadOS15.7は10月のiPadOS16の正式リリースを待っている間利用できます。
iPhone iOS15.7
AppleのiOS15.7のリリースノートは「このアップデートには重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザーに推奨されます。」とあります。
iOS15.7には11個ものバグ修正とセキュリティアップデートが含まれています。
iOS15.7に含まれるセキュリティアップデートの内容は、以下の通りです。
対象機種:iPhone 6s以降、iPod touch(第7世代)
- 連絡先 アプリがプライバシー設定をバイパスできる可能性があるバグ修正
- カーネル アプリがカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性があるバグ修正
- カーネル アプリがカーネルメモリを開示できる可能性があるバグ修正
- カーネル アプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性があるバグ修正(Appleは、この問題が積極的に悪用された可能性があるという報告を認識)
- マップ アプリが機密の位置情報を読み取れる可能性があるバグ修正
- MediaLibrary ユーザーが権限を昇格できる可能性があるバグ修正
- Safari 悪意のあるWebサイトにアクセスすると、アドレスバーのなりすましにつながる可能性があるバグ修正
- Safari拡張機能 WebサイトがSafari Web拡張機能を介してユーザーを追跡できる可能性があるバグ修正
- ショートカット iOSデバイスに物理的にアクセスできる人物が、ロック画面から写真にアクセスできる可能性があるバグ修正
- WebKit 悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると任意のコードが実行される可能性があるバグ修正
- WebKit 悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると任意のコードが実行される可能性があるバグ修正
iPadOS15.7
iPadOS15.7には11個ものバグ修正とセキュリティアップデートが含まれています。
iPadOS15.7に含まれるセキュリティアップデート内容は以下の通りです。
対象機種:iPad Air 2以降、iPad 5世代以降、iPad mini 4以降、iPad Pro (全モデル)
- 連絡先 アプリがプライバシー設定をバイパスできる可能性があるバグ修正
- カーネル アプリがカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性があるバグ修正
- カーネル アプリがカーネルメモリを開示できる可能性があるバグ修正
- カーネル アプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性があるバグ修正(Appleは、この問題が積極的に悪用された可能性があるという報告を認識)
- マップ アプリが機密の位置情報を読み取れる可能性があるバグ修正
- MediaLibrary ユーザーが権限を昇格できる可能性があるバグ修正
- Safari 悪意のある Webサイトにアクセスすると、アドレスバーのなりすましにつながる可能性があるバグ修正
- Safari拡張機能 WebサイトがSafari Web拡張機能を介してユーザーを追跡できる可能性があるバグ修正
- ショートカット iOSデバイスに物理的にアクセスできる人物が、ロック画面から写真にアクセスできる可能性があるバグ修正
- WebKit 悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると任意のコードが実行される可能性があるバグ修正
- WebKit 悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると任意のコードが実行される可能性があるバグ修正
修正後の不具合やアップデートの感想については、後ほど追加記事をリリースします。