Appleは例年9月に最新のiPhoneを発表しますが、今年も9月にiPhone14シリーズを発表すると予想されています。
iPhone14シリーズでは、Proモデルと非Proモデルで異なるAppleシリコンチップを搭載すると噂されていますが、Appleの今後の戦略についてアナリストが解説し、話題になっています。
iPhone15でも最新チップ搭載はProモデルだけ
iPhone14シリーズでは、非ProモデルはiPhone13シリーズと同様A15チップを搭載し、Proモデルでは最新のA16チップが搭載されると噂されています。
Appleの著名なアナリストのミンチー・クオ氏は個人ブログで、Appleの今後の戦略を解説。
[Analysis] Structural changes for iPhone's high-end camera supply chain / iPhone高階相機供應鏈的結構性改變;Sony、大立光、Alps和LG Innotek顯著受益於僅iPhone 14 Pro/高階機型採用最新的A16處理器 @mingchikuo https://t.co/kZLdnXmAyN
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) July 6, 2022
iPhone14シリーズでハイエンドのProモデルだけ最新のA16チップが搭載されるのは、世界的なチップ不足の影響だと推測されていましたが、クオ氏はAppleの新たな戦略であると伝えています。
クオ氏の予測では、最新のA16チップを搭載したiPhone14 ProとiPhone14 ProMaxの出荷比率は、iPhone13のProモデルが40〜50%だったのに対し、55〜60%に大幅に増加します。
クオ氏は、最新のプロセッサチップは将来的にiPhoneハイエンドモデル専用になるため、iPhoneハイエンドモデルの出荷比率が高くなることが標準となると伝えており、2023年に発売されるiPhone15シリーズでも、最新チップはProモデルだけに搭載されることが予想されます。
PHONEARENAは、Proモデルの出荷比率が高くなることは、Appleの財務にとって良いことになるかもしれないと伝えています。