ストレージが256GBのエントリーレベルのM2チップ搭載MacBook ProのSSDは、M1チップ搭載モデルより書き込み速度が34%遅く、読み取り速度は最大50%遅いことが判明し、大きな話題になりました。
すべてのM2チップ搭載MacBook ProのSSD速度が遅いのか、256GBと512GBのストレージモデルで比較した実験動画が公開され、話題になっています。
M2チップ搭載MacBook Proの256GBと512GBモデルでのSSD速度の実験動画
M2チップ搭載MacBook Proの256GBと512GBモデルでのSSD速度の比較実験の動画を公開したのは、YouTubeチャンネル「Max Tech」。
256GBのM2チップ搭載MacBook ProのSSDは、M1チップ搭載モデルより低速であることを発見したのもMaxTechでした。
そこで、すべてのM2チップ搭載MacBook ProのSSD速度が遅いのか、256GBと512GBモデルで実験しました。
Google Chromeで10タブ開いた上で、Lightroom Classicで42MPの画像を50枚エクスポートする実験では、256GBモデルでは7分43秒かかりましたが、512GBモデルでは4分20秒でした。
512GBモデルは256GBモデルに比べると、処理速度は約80%高速であることが判明しました。
その他の実験も行って、512GBモデルは256GBモデルに比べるとSSDの処理速度が高速であることが確認されました。
MaxTechは、256GBモデルはNANDチップが1つ搭載されていますが、512GBモデルは256GBのNANDチップが2つあり、デバイスに複数のNANDチップが組み合わされている場合、並列でより高速を実現できるためだと説明しています。