Appleは、WWDC2022の基調講演での正式発表後、開発者向けにiOS16ベータ1、watchOS9ベータ1をリリースしました。
iOS16とwatchOS9では、ヘルスケアアプリで服薬管理機能が追加されて、話題になっています。
iOS16とwatchOS9ヘルスケアアプリで服薬管理機能追加
AppleはiOS16とwatchOS9のヘルスケアアプリで服薬管理機能を追加。
Appleがヘルスケアアプリに新しく追加した「薬」カテゴリで、 薬を検索して手動で追加するか、iPhoneのカメラでスキャンして、服薬する薬を追加できます。
服薬する時間と頻度を追加して、リマインダーを設定することや、薬ごとにカスタムスケジュールを作成することも可能です。
MacRumorsによると、薬ごとにカスタムスケジュールを作成した場合、それぞれにカスタマイズ可能な背景を持つ独自のビジュアルを与えることができるとのことです。
Apple Watchを使用する場合は、すべての薬がヘルスケアアプリの「薬」に一覧表示され、服用時に簡単に薬をチェックできます。
服薬後は、ヘルスケアアプリの「薬」をタップしてログに記録でき、服薬管理が簡単にできます。
ヘルスケアアプリでは、複数の薬の服用が必要な場合に、潜在的な薬物相互作用を検出して、危険な組み合わせの薬を服用しているかどうかを通知します。
また、医師との情報共有に使える薬の服薬履歴をPDFリストでエクスポートしたり、薬の情報を家族と共有することも可能とのことです。