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Apple Studio Display低品質なウェブカメラの原因が判明!ソフトウェアのバクではなかった

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AppleがStudio Displayを2022年3月18日に発売して1か月余り。

Webカメラのパフォーマンスで非常に低評価を受け、Appleがソフトウェアのアップデートでバグの修正を約束しましたが、本日、AppleがStudio Display Firmware15.5ベータ版を開発者向けにリリースしました。

ところがベータ版にアップデートしても低品質なウェブカメラはそれほど改善されなかったもようです。

StudioDisplay低品質なウェブカメラの原因はソフトウェアのバグではないことが判明

Studio Displayのユーザーは、Webカメラの画像が他のAppleデバイスのフロントカメラと比較して画像はぼやけて見え、色あせて、ノイズが多く、低品質だと評価しています。

Appleは、内蔵カメラでキャプチャされた画像の品質を改善するためのソフトウェアアップデートに取り組んでいると報道機関に語っていましたが、本日Studio Display Firmware15.5ベータ版がリリースされました。

9to5Macによると、ベータ版にアップデートしても低品質なウェブカメラはそれほど改善されなかったもようです。

ジェームズ・トムソン氏はベータ版にアップデート後にTwitterで情報を共有。

Appleは、センターステージのトリミングについて調整を行ったため、アップデート後はWebカメラ画像のノイズがはるかに少なく、コントラストは少し高いですが、トムソン氏は品質は他のWebカメラと比較して「かなり色あせている」と伝えています。

9to5Macは、Studio Displayがソフトウェアのアップデートにもかかわらず、ウェブカメラの品質が改善しなかったのは、超ワイドレンズを搭載しているためではないかと推測しています。

Studio Displayは、ほとんどのAppleデバイス同様に12メガピクセルのカメラが搭載されていますが、ビデオ通話やビデオ録画中に常に人物の中心に画像を配置するセンターステージ機能のため、超ワイドレンズを搭載。

Studio Displayのセンターステージ機能搭載のウェブカメラは、超ワイドレンズを使用して12メガピクセルの画像をキャプチャし、通常の写真やビデオのようにデジタルでトリミングするので、このプロセスで、画像の鮮明さが低下するのではないかとのことです。

x.com

実際に、9to5Macで比較したところ、センターステージ機能付きのiPad mini6と、センターステージ機能がない7メガピクセルのフロントカメラが搭載されているiPad Air3では、センターステージ機能がないiPad Air3の画像の方が鮮明だったとのことです。

iPhone13 ProMaxでワイドレンズとセンターステージ機能の超ワイドレンズで撮影し、比較した結果も、センターステージ機能の超ワイドレンズで撮影した画像の品質が大幅に低下したとのことです。

9to5Mac

iMacまたはMacBook ProのWebカメラは、超ワイドではないため、Studio Displayのウェブカメラよりも画質が良くなります。

9to5Macによると、解決策は、より高い解像度のセンサーを使用してトリミングされた画像が少なくとも12メガピクセルになるようにするか、より大きなセンサーを使用してより多くの光をキャプチャすることで、ハードウェアのアップグレードが必要とのことです。

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