Apple Studio Displayのファームウェアを更新しようとしたときにエラーメッセージが表示され、更新できない不具合が発生していましたが、意外な原因が判明しました。
Studio Displayファームウェアを更新できない不具合の原因
Studio DisplayのユーザーがiOS 15.4へのファームウェアの更新を実行しようとしたときに「完了できませんでした」というメッセージが表示され、更新できないという不具合が発生。
Appleサポートコミュニティのユーザーから50件を超える不具合発生報告が相次いでいましたが、原因が判明しました。
Apple stopped signing iOS 15.4 on 4/7
On 4/8, users started reporting that they couldn't update the Studio Display to iOS 15.4 Firmware.
As of one hour ago, iOS 15.4 Firmware for the Studio Display (Appledisplay2,1) is being signed again
The firmware update installing now! 👍 https://t.co/Sn1TyKgLkq pic.twitter.com/pO7rSGox1a
— Mr. Macintosh (@ClassicII_MrMac) April 11, 2022
この不具合の原因は、Appleが先週iOS 15.4への署名を停止したことで、現在は、Appleにより再び署名され始め、Studio Displayのアップデートが正常にできるようになったとのことです。
Appleは、iOS15.4.1のリリースから1週間後の米国時間2022年4月7日にiOS15.4の署名を中止しており、iOS15.4の署名はStudio Displayだけで、他のデバイスでは再署名されません。
Studio Display Firmware Update 15.4には、マイナーな安定性の向上が含まれており、IntelベースのMacでのBootCampのサポートが含まれていますが、Appleが以前約束したWebカメラのパフォーマンスの修正は含まれていないとのことです。