Appleは本日2022年3月8日(日本時間3月9日)のイベント「Peek Performance」で、M1Ultraチップを発表しました。
史上初めてM1Ultraチップを搭載したのはMac Studioでした。M1Ultraチップの性能をお伝えします。
Apple M1Ultraチップの性能
AppleのM1Ultraチップは、2つのM1Maxプロセッサを1つのチップとして組み合わせたものです。
M1MaxチップとM1Ultraチップの詳細は以下の通りです。
M1MAX
- 10コアのCPU
- 最大32コアのGPU
- 最大64GBのユニファイドメモリ
- 400GB/sのメモリ帯域幅
M1ULTRA
- 20コアのCPU
- 最大64コアのGPU
- 最大128GBのユニファイドメモリ
- 800GB/sのメモリ帯域幅
M1ULTRAの性能
M1Ultraは1,140億個のトランジスタを搭載し、800GB /秒のメモリ帯域幅と2.5TB /秒のプロセッサ間帯域幅を備えています。
M1Ultraの20コアCPUプロセッサは、16個の高性能コアと4個の高効率コアが搭載されています。
M1Ultraには32コアのニューラルエンジンが搭載され、1秒あたり22兆回の演算処理が可能です。
M1Ultraに搭載された64コアGPUにより、2020年に導入されたM1チップと比較して8倍高速なGPUパフォーマンスが実現されます。
Apple
M1Ultraチップは、2つのビデオデコードエンジン、4つのビデオエンコードエンジン、および4つのProResエンコード/デコードエンジンを備えた、ハードウェアアクセラレーションによるH.264、HEVC、ProRes、およびProResRAWのサポートを提供。
Appleは、M1Ultraチップが5nmプロセスで業界をリードするエネルギーパフォーマンスを提供できるとしています。
M1Ultraチップを搭載したMac Studioは、最大5台のディスプレイに対応できるとのことです。