Appleは開発者向けにmacOS Monterey12.3ベータ1をリリースしましたが、ある条件が重なると俗にリンゴループと呼ばれる、ブートループが発生する可能性があることを警告しました。
macOS Monterey12.3ベータ1でリンゴループ(ブートループ)発生
macOS Monterey12.3ベータ1でリンゴループ(ブートループ)が発生するのは、ある条件が重なったときです。
Appleの公式ページよると以下の通りです。
Macに現在macOSCatalinaがインストールされている場合、FileVault(macOSに搭載されたディスクの暗号化機能)が有効になっているボリュームにmacOS Monterey12.3ベータまたはmacOSBig Sur 11.6.4ベータをインストールすると、前のボリュームに再度ログインしようとしたときにブートループが発生することがあります。
どのような状態かというと、電源を入れたときにAppleのロゴが表示される画面まで進みますが、そこで電源が切れてしまい、再起動をくり返します。
Appleは、問題が発生する理由や解決方法については公表していませんが、別のAPFSボリュームへのmacOSのインストール方法とベータ版をインストールする前にボリュームでFileVaultをオフにする方法を紹介しています。
バグなどにより動かなくなる可能性があるので、普段使いのMacにはベータ版をインストールしないことをAppleは推奨しています。