セキュリティ研究者が、ウィルスによりiPhoneが攻撃される可能性のある方法を指摘しました。
現在はこの方法でiPhoneが攻撃されたという報告はありませんが、今後攻撃される可能性があるとのことです。
セキュリティ研究者が指摘するiPhoneの攻撃方法「NoReboot」
セキュリティ研究者が指摘するiPhoneの攻撃方法は「NoReboot」を使う方法です。
「NoReboot」とは聞きなれない言葉ですが、再起動しないという意味です。
通常、再起動すると、iPhoneから悪意のあるマルウェアなどのコードが消去されます。
iPhoneの動きが悪くなったと感じた時に再起動をかけると治ることがあります。これは再起動により、マルウェアが消去された場合にもありえます。
セキュリティ研究者が指摘するのは、再起動させないためにシャットダウンを妨げる方法です。
iPhoneで「NoReboot」を実行されたらどうなるのか
「NoReboot」は、iPhoneの再起動プロセスを担当する3つのバックグラウンドプロセス（InCallService、SpringBoard、backboardd）にコードを挿入する方法です。
「NoReboot」を実行されると、マルウェアはデバイス上で動作し続け、iPhoneのカメラとマイクを起動させ続け、ユーザーをスパイし続けることが可能になるそうです。
ただ、Apple Insider Newsのユーザーのコメントを見ると、バッテリーの電力がなくなりiPhoneがシャットダウンしたらマルウェアは消滅するのではないかと指摘があります。
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