最近、YouTuberなどの間で一気に話題が広がっているのがClubHouse(クラブハウス)と呼ばれるSNSサービスです。
今日はClubHouseの実態や注意点なども交えながら解説していきます。
音声SNS ClubHouse(クラブハウス)とは?
ClubHouseは現在、インフルエンサーを中心に人気が急拡大している音声SNSサービスです。
ルームと呼ばれる場所があり、そこでひとり以上のユーザーが会話するというサービスです。
そして、ルームには発言を許されたユーザーとそれをオーディエンスとして拝聴するユーザーがいます。
例えば、まず、「iPhoneについて語る部屋」を誰かが作ったとしましょう。
その部屋を作ったユーザーが発言することを許されているのは当然ですが、他にも発言することができるユーザーを任意で追加することができます。
そして、その発言を許されたユーザーが会話しているところに、たまたま「iPhoneについて語る部屋」という名前を見かけて立ち寄った一般ユーザーがその話に耳を傾けるという構図です。
今日は歯磨きをしました。 #clubhouse pic.twitter.com/sbYmmgXMH4
— 大嶋 泰介 / Taisuke Ohshima (@taisukeOo) January 30, 2021
会話はアーカイブとして残ることはなく、その場限りのものとなります。また、発言が許されているユーザー以外がコメントを残したりすることもできなくなっています。
また、現在時点では誰でもこのSNSに参加できるわけではなく、完全招待制となっています。
部屋の種類はさまざま
具体的にどのような部屋があるのか紹介しておきましょう。
初めましての方々とお話ししてます!新鮮!#Clubhouse pic.twitter.com/xSyWHdOniz
— クロ/考察美容師🤙 (@yakuneba_96) January 29, 2021
クラブハウスはじめて早1日、豪華すぎるメンバーにこじるりさんが招待してくださり、超一般人の大学1年生がDaiGoさんに人生相談しました…手が震えてます
フルリモートで友達ができない全国の大学1年生、クラブハウスで繋がりましょっ!
改めてありがとうございました🙇🏻♀️#Clubhouse #クラブハウス pic.twitter.com/ZgXa1E66Ms— ゆいこふぃ (@yuilapin) January 29, 2021
ここ数日Clubhouseにいるけど、この部屋が一番勉強になった。若い世代の価値観に触れるの最高だな。今後も定期であるみたい。みなさんありがとうございましたー!#clubhouse @Asahina_hikari pic.twitter.com/EeBT22ILJh
— 大河内薫@税理士 (@k_art_u) January 30, 2021
覚えておきたいClubHouseの注意点
インフルエンサーを中心に話題沸騰中のSNSですが、覚えておきたい注意点もいくつかあります。
ClubHouseに関心のある人は必ずチェックしておきましょう。
招待状をネットから購入しない方が良い
ClubHouseは前述の通り完全な招待制となっています。1ユーザー当たり2人までしか招待できません。
そのため、メルカリやヤフオク、楽天マーケットなどを中心にたくさんの招待状が出回っています。
しかし、はっきり言ってこれらを購入することは全くオススメしません。
理由はいくつかありますが、最も大きい理由は「ClubHouseが将来的に招待制ではなくなるため」です。
clubhouseの招待、メルカリで10,000円とかなんですね…凄いなこれ…
β版みたいなので、その内普通にみんな使えるんかな…#招待してもらえると凄い喜びます#clubhouse
— 木戸脇 智哉|㈱ネオキャリア中途・アルバイト事業 副部長 (@t_kidowaki) January 25, 2021
これは、ClubHouse自体が認めていることです。わざわざ高いお金を支払って少しだけ早く体験するようなものではありません。
また、単純に詐欺被害に合うリスクもありトラブルのもとになります。実際メルカリでは全ての出品が削除されました。
どうしても1刻も早く参加したいのなら、マーケットで購入する手段があるのですが「将来的に招待される必要がなくなる」という事実を踏まえた上で判断してください。
差別発言やセクハラの温床になるリスクも
また、まだ発展途上のサービスであるため、差別発言やセクハラ被害の報告などもあります。
サービスが大きくなればなるほど、アプリ側の取り締まりも強化されると思いますが現時点ではまだまだ見逃されているものも多いようです。
一年以上遅れてClubhouseが一部の日本人の間で流行っているみたいですが、あのアプリは人種差別、トランス差別やヘイトスピーチの温床として昨年ものすごく批判されました。「ネットワーキング」という名のもとでセクハラや搾取、ホモソーシャルな疎外行為などが蔓延しやすいプラットフォームです。
— 竹田ダニエル (new) (@daniel_takedaa) January 27, 2021
不愉快な思いをしないためにも利用するときは慎重にしてください。