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iPhoneの『2 ファクタ認証』とは?仕組みと設定方法をわかりやすく解説、セキュリティ向上のメリットがたくさん!

小技

皆さんは『2ファクタ認証』を理解していますか?iPhoneを使っていれば、設定アプリで2ファクタ認証を有効化するように催促された経験がある人も多いのではないでしょうか。

今日は、2ファクタ認証の仕組みを解説し、設定するメリットと方法を紹介していきます。

ちなみに、2ファクタ認証の有効化は「全てのユーザー」に推奨されています。

もしも2ファクタ認証を理解していない人は必ずこの記事に目を通してぜひiPhoneのセキュリティを高めましょう!

2ファクタ認証とは

まず、「2ファクタ認証を有効にするとどうなるのか」を解説します。

Appleは2ファクタ認証を以下のように解説しています。

2 ファクタ認証は、Apple ID の認証を二重化することでセキュリティを強化し、たとえパスワードが他人に漏れても本人以外はアカウントにアクセスできないようにする認証方式

これでは分かりにくいのでもう少し噛み砕いて2ファクタ認証の要点を説明すると、

つまり「Apple IDの認証をパスワードだけでは行わない」ため、万が一パスワードが流出してもApple IDの乗っ取りを防ぐことができます

パスワードが漏れても2ファクタ認証があれば防げるかも

普通は、何かのサービスにログインする時「ユーザー名」と「パスワード」を入力します。

しかし、2ファクタ認証の場合、例えば新しい端末でApple IDなどを使いiCloudにログインする時には「ユーザー名とパスワード」に加えて他の情報も要求されるのです。

具体的にこの「認証に必要なプラスαの情報」とは、Appleがログインを検知したその場で発行する一時的な使い捨ての暗証番号(ワンタイムパスワード)です。

このワンタイムパスワードはあなたが所有していると確認ずみのAppleデバイスか、登録済みのあなたの携帯番号宛にSNSで送られます。

毎回中身が変わるワンタイムパスワードを使うからこそ、悪意のある第三者からのログインを防ぎやすくなります。

また、ログインを検知した時にデバイスに通知がくる点も、セキュリティ向上に一役買っているでしょう。

つまり、2ファクタ認証とは「万が一あなたのパスワードが他人に知られてしまっても第三者が簡単にはログインできない安全弁としての役割」があるのです。

ただし、この2ファクタ認証に対応しているデバイスはiOS 9、iPadOS、またはOS X El Capitan以降のOSを搭載したデバイスに限られます。

あなたのアカウントは常に危険に晒されている

2ファクタ認証がセキュリティ向上に役立つのは理解していただけたと思いますが、実際2ファクタ認証を有効化すると面倒臭いのも事実です。

毎回、新しいデバイスからログインするたびにワンタイムパスワードを入力しなければなりません。

しかし、過去には、Apple IDが4,000万件流出するという事件があったようにあなたのApple IDは常に犯罪者から狙われているということを踏まえると2ファクタ認証の有効化はとても大切です。

実際、iCloudパスワードが4,000万件流出したと報じられてから、Apple IDがロックされてしまった方が複数いるようです。

Apple IDのロックは、パスワードやセキュリティ質問、その他のアカウント情報を何回も間違えて入力した場合に掛かるもの。

そのためロックの原因は悪意ある第三者が、無作為に選んだApple IDに不正アクセスを試みていると思われます。

ロックされれば一応は安心ですが、掛かる前にパスワードがばれてアカウントが乗っ取られてしまう…という最悪の事態も考えられます。

そうならないためにも「2ファクタ認証」を設定しておきましょう!

2ファクタ認証の確認・設定方法

2ファクタ認証がオンになっているかどうかを確認する方法は簡単です。

iPhoneの設定アプリから一番上に表示されているプロフィールを選択しましょう。

そして、「パスワードとセキュリティ」を選択し「2ファクタ認証」の項目がオンになっていればOKです!

2ファクタ認証を有効にする方法

もしも、「2ファクタ認証」の項目がオンになっていなければ、「 2 ファクタ認証を有効にする」をタップします。

あとは、案内にしたがって必要な情報を入力すれば2ファクタ認証を有効にすることができます。

簡単な設定でApple IDの乗っ取り等を防げるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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