AirPodsの音が聞こえにくくなったなと思ったらApple Storeに持っていき故障の原因や対処法について相談するという人も多いでしょう。
Appleは最近、AirPodsのオーディオに問題がないかテストする新たなツールを従業員に配布し始めたようです。
そして、このツールが従業員の間でとても好評らしいのですが、なぜでしょうか?
AirPodsの故障を診断するツールが新開発
Appleが開発したツールは以下のような物です。
写真から分かる通り、iPhoneとAirPodsを置くことができるトレイです。
構造はシンプルで、iPhoneとAirPodsをトレイの形に合わせて置くと、iPhoneのマイク部分にAirPodsのスピーカーが当たるようになっています。
あとはAirPodsから音を流すとiPhoneのマイクを通じてオーディオに問題がないのかチェックすることができます。
従業員が喜んだ理由とは
では、なぜこのツールが従業員に喜ばれているのでしょうか。
それはAirPodsなどについている耳垢や油を処理する必要が無くなったからです。
これまでは、音に問題があると言われれば、当然ながら従業員は実際に耳に当ててチェックすることになります。
しかし、中には長年使用している人もいるため、そのAirPodsには耳垢や油がついてることも多々あり、それを内心嫌がる従業員も多かったということでしょう。
実際、Appleの関係者と思われる人はずいぶん喜んでいるようです。
Nearly threw up from diagnosing a customer’s AirPods once. Disgusting.
Glad Apple saw fit to make these (must have had enough complaints from techs).
— Olly (@_ol_ly) October 22, 2020
一度、顧客のAirPodsを診断することを諦めかけたことがあります。最悪でした。
Appleがこれを作ろうと思ってくれて嬉しい(スタッフから十分な苦情があったに違いない)。
私たちもAirPodsを修理に出すときは、一度掃除してからにするとAppleの従業員は喜ぶかもしれませんね。(笑)