自分の子供が勝手にApp Storeで課金をしまくっていた…。
そんな時はAppleは条件付きで返金を受け付けてもらえます。
今回はその返金依頼の方法を易しく紹介します。
課金の返金条件
App StoreやGoogle Playで高額な課金をしてしまった場合、特定の条件があると返金してもらうことができます。
それは「子供が未成年であり、親の同意を得ていない」場合です。
これは民法に基づき取引の解消を請求するものです。
ただし、返金常習者や同一アプリで2回目以降の返金は拒否される可能性が十分にあります。
返金依頼をする方法
国民生活センターを利用する
ゲームアプリの高額課金の返金依頼は既に膨大な数の依頼および経験がある国民生活センターに電話をすると、スムーズに進みやすいです。
国民生活センターは手続きを代行してくれることはありませんが、Appleが適切に対応してくれる為の連絡先(電話番号)を教えてくれます。※状況によってはそうならないケースもあります。
Appleに連絡する際に次の4点を伝える必要があります。
- 返金希望であること
- 課金をした自分の子供が未成年であったこと
- 課金の承諾はしていなかったこと
- 支払いできる状態ではないこと
Appleからは、返金依頼のあった課金の状態を調査し1ヶ月ほどで返金されることが多いようです。
次は国民生活センターを使わず直接Appleに返金を依頼する方法の紹介です。
直接Appleに返金依頼をする
Appleに直接返金依頼をするにはこちらのページからApple IDでサインインします。
するとこれまで購入したアプリ一覧が表示されるので、間違って購入してしまったアプリの隣にある「報告」をタップ。
すると、プルダウンメニューの選択肢が表示されます。
- 返金を要望します
- 購読を更新するつもりはありませんでした
- 購読したコンテンツを受けとりませんでした
- 登録したコンテンツが再生されませんでした
- 登録が機能していない
- この購入を承認していない
この中から「返金を要望します」を選びます。
そしてテキストボックスにはどのような状況でそうなってしまったかを入力しましょう。
その際、以下の点を伝えると良いでしょう。
- 返金希望であること
- 課金をした自分の子供が未成年であったこと
- 課金の承諾はしていなかったこと
- 支払いできる状態ではないこと
国民生活センターを通していない為、返金される可能性はやや低くなってしまうかもしれません。
それでも返金の可能性があるので試してみる価値はあります。
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→アプリの返金申請方法|課金やアイテムもOK(iPhone・Android対応版)
子供が課金できないようにする方法
そもそも子供が勝手に課金できないようにするにはスクリーンタイムを活用しましょう。
設定→スクリーン→コンテンツとプライバシーの制限の順に進みます。
コンテンツとプライバシーの制限をオンにして、「iTunesおよびApp Storeでの購入」→App内課金で「許可しない」を選択します。
まとめ
自分の子供なので信頼しがちですが、大人でもハマってしまうゲーム課金の魔力の前では抗えないこともあるでしょう。
その際には、返金の依頼をぜひ検討してみてください。