iPhoneを使っていてたまに電波強度が弱いのか通信が不安定になり、いつまでもWebページが開けなかったり通話が不安定になったりした事はありませんか?
今回はそんな時に使える8つのリフレッシュ方法をご紹介いたします。
電波のつながりが悪い時に試すべき8つの方法
電波強度は屋外の定位置だとほぼ変化しないのですが、例えばビル街にいる場合や地下にいる場合、あるいは移動中の場合何かしらの原因で通信そのものが不安定になってしまう事がありますね。
今回はそんな電波強度をリフレッシュできる方法を、簡単なものから順にご紹介いたします。
機内モードON/OFF
一番簡単かつ気軽に試せるのは「機内モードON/OFF」で、キャリア回線でもWi-Fiでも通信が不安定になったらコントロールセンターから「機内モードON/OFF」を1セット行うだけで改善する事があります。
特にキャリア回線の場合は一番近い基地局セルではなく微妙に遠いセルを掴んでる場合が多く、「機内モードON/OFF」を行う事で最寄りのセルに切り替えられるので通信の安定性をすぐにリフレッシュできるでしょう。
ケースの着脱
使用しているiPhoneケースが金属製であったり、特殊なパーツを挟んでいたり、あるいは分厚かったりすると通信アンテナに干渉して通信の安定性に問題を発生させる事があります。
一時的なものの場合はケースを一旦外すだけで回復する事がほとんどですが、頻繁に発生するようであればケースの交換も視野に入れた方が無難でしょう。
SIMカードの確認
ユーザーがほとんど触れる事のないSIMカードですが、何らかの理由で接触が不安定になりシステム側で読み取りが正常に行えず、通信そのものに支障をきたしてしまう事があります。
特に初回挿入時に挿入者の指がIC部分に触れていて指紋型に錆が発生している事も多く、この場合はキャリアに相談して再発行してもらう必要がありますが、再挿入で改善する事も少なくありません。
場所を移動する
端末うんぬんではなく単純に電波が非常に届きにくく通信が不安定な事も少なくありません。
この場合は設定をいじろうが端末をいじろうが改善する事はありませんので、素直に場所を移動してしまうのが賢明でしょう。
キャリアアップデート
気づきにくいですが、通信キャリアがキャリア通信を行うためのプロファイルのアップデートを忘れている、あるいは後回しにしたまま放っている事があります。
この場合最適化された通信が行えず常時不安定な通信網を使用する事になりますので、「設定」▶︎「一般」▶︎「情報」に移動してキャリアアップデートがないか確認してみましょう。
バッテリー充電&交換
バッテリー容量が十分でない場合、iPhoneを最適に使う電力を供給できずパフォーマンスが全体的に落ち込んでいる事があります。
充電して充電容量を確保する事も必要ですが、バッテリーが劣化している場合はキャリアサービスやApple careなどを使って、バッテリーの交換修理を行う事も必要になります。
iOS更新と端末リセット
iOSのバージョンが最新でない場合、システムの不具合などで通信網を正常にキャッチできていなかったり、通信に問題を引き起こすバグが生きている事も少なくないので、iOSのバージョンは常に最新に保つようにしましょう。
最近はiOSも優秀になり以前ほど必要なくなりましたが、バックアップを取って端末のリセットを行うとダンプファイルや不要なログファイルなどをリフレッシュでき、動作が軽快になり通信も安定する事があります。
キャリアを乗り換え
最後の手段ですが、通信キャリアそのものに問題があると考えてキャリア自体を変更してしまうという手もあります。
日本の場合は3大キャリアがそれぞれほぼ最大の人口カバー率を達成していますが、場所条件や通信に使用している電波帯域などの組み合わせで不安定になる事も少なくないので、思い切ってMNPしてしまうのも良いかも知れません。
まとめ
ちょっとした通信の不安定なら「機内モードON/OFF」で大概解決する気がするのですが、問題が深刻になるにつれ面倒なリフレッシュ方法が必要になり、最悪iPhoneそのものの買い替えも検討しなくてはならないかも知れませんね。
ちなみに筆者が携帯電話ショップスタッフをしている時、SIMカードのIC部分に指紋が錆プリントされている例もありましたので、不安な人はSIMカードを取り出して拭いておくと安心かも知れません。