音質についてあまり評判の良くなかったApple Musicが大きく変わります。
Apple Musicに含まれる多くの音源が「Apple Digital Masters」に置き換わります。
つまり高音質になる訳ですよ。
Apple Digital Mastersとは
Apple Digital MastersとはiOS13やmacOS Catalinaから利用可能となる、Apple Musicの高解像度の新音源です。
特にユーザーはこの変更について作業をする必要はなく自動的に使えるようになります。
ダウンロード販売向けだった「Mastered for iTunes」
元々Appleは2012年からダウンロード販売向けの音源をより高音質化する「Mastered for iTunes」と呼ばれるプログラムを始めていました。
Mastered for iTunesはロスレス音源とほぼ同等の音質を目指すべく、マスター音源をエンコードするものでした。これによりMastered for iTunesマークのある音源は一定レベル信頼の証しとなっていた訳です。
「Mastered for iTunes」から「Apple Digital Masters」へ
その一方で近年Apple Musicはストリーミング中心になっており、「Mastered for iTunes」は適用されていませんでした。
Appleはこの「Mastered for iTunes」をApple Musicでも使えるようにしたことで、「Apple Digital Masters」へ名称を変更したのです。
iOS 13やmacOS Catalinaでは既に適用されています。Macで確認するには右クリックで「ファイル」をチェックすればOK。iPhoneやiPadで確認する方法は今のところ無いようです。
USトップ100の楽曲の75%、グローバルのトップ100のうち71%が「Apple Digital Masters」に置き換わっています。
※iOS 13やmacOS Catalinaの端末のみ。
高音質ではあるものの、ロスレスではないのでWAVほどの音質は厳禁ですよ。しかしながら音質が良くなるというのは嬉しい話ですよね。
少し良いヘッドホンを使うと、音質の差が分かるのかもしれませんよ。
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