以前Apple製品といえば高価な電子機器として度々盗難被害が報告されていたのですが、最近はどうやらAppleの努力もあって盗まれにくい(あるいは盗みにくい)電子機器と認識され始めているのかも知れません。
先日アメリカの巨大掲示板redditに空き巣の被害報告がアップロードされていたのですが、なぜか彼の家で盗まれた電子機器にはApple製品が含まれていなかったのです。
iPhoneを探すなどの効果?
CaptainDoStuffさんは最近家に空き巣が入り、多くの電子機器が盗み出されたとredditに書き込みを行いました。
彼が盗難の被害に遭った製品は下記の通りです。
- テレビ
- Bluetoothスピーカー
- 妻のHP製ノートPC
- デジタル一眼レフカメラ
- ロジクールヘッドセット
- PCバッグ
テレビやスピーカーも持ち出されている事から複数犯が想定される盗難事件なのですが、この事件にはとても不思議な現象が起こっており、なんと机に出しっぱなしだったApple製品などには一切手が付けられていなかったとの事。
盗難を免れたのは下記のApple製品です。
- MacBook Pro
- iPad
- Apple TV
特に興味深いのはApple TVで、まず間違いなく盗まれたテレビに接続されていたであろうApple TVをテレビから取り外し、テレビだけ持ち去ってそれなりに高価な電化製品であるApple TVを放置しています。
机に出しっぱなしだったMacBook ProとiPadも盗まれておらず、犯人らが意図的にApple製品を盗まなかったのはまず間違いないでしょう。
これについては2つの仮説が立てられており、「iPhoneを探すなどの検索機能で追跡されるのを嫌った」か「Apple製品が嫌いだった」と言われているのですが、まぁほぼ間違いなく「iPhoneを探すなどの検索機能で追跡されるのを嫌った」が正解でしょうね。
盗難や誘拐など様々な事件事故をApple製品が手助けして解決している事例も少なくないですから、犯罪者にとってApple製品は邪魔な存在になってきているのかも知れません。
まとめ
Apple製品そのものに自動的な犯罪摘発能力が備わっているわけではありませんが、以前から重宝されているiPhoneを探すなどの独自機能が「盗んでも足がつく」といった印象を窃盗犯に植えているのかも知れませんね。
盗まれにくいとは言い難いですが、Apple製品が独自の検索機能で犯罪者らに盗みにくいと思わせる事についてはかなりの効果を発揮していると言えるでしょう。