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全iPhoneの防水性能を比較してみたよ!14ProからApple Watchまで

iPhone

iPhoneには防水性能が追加されています。

ですが、iPhoneの防水性能は全て同じ…ではないんです!

今回は歴代iPhoneの防水性能について解説しますよ。

iPhone14(Pro)の防水性能

最新機種であるiPhone14ProとiPhone14の防塵防水性能はIP68です。

とは言っても「IP68」って何か分からないですよね。

簡単にいうと、IP68は防塵、防水において規格上最強だと考えてもらってOK!

IP68というのは右側の赤い数字が防水性能を意味しているので、防水性能だけを伝える場合はIPX8というのが正しい表現になります。

そのIPX8というのは防水規格の中で事実上最高の数字となります。

具体的には下記のような条件でも問題無く動作することを指しています。

  • 潜水状態での使用に対して保護する
  • IPX7より厳しい条件下で外郭を継続的に水中に沈めたとき、有害な影響を生じる量の水の浸入があってはならない。

iPhone14ProとiPhone14は防水性能において「最大水深6メートルで最大30分間」の状態でも問題ないとしています。

 

参照:iPhone14技術仕様 iPhone14Pro技術仕様

iPhone13(Pro)の防水性能

iPhone13ProとiPhone13の防塵防水性能はIP68です。

iPhone14シリーズと同様に防塵、防水において規格上最も高いと言えます。

iPhone13ProとiPhone13は防水性能において「最大水深6メートルで最大30分間」の状態でも問題ないとしています。

水深6メートルというのはiPhone14シリーズと同じです。

iPhone13シリーズの防水性能はiPhoneの最新機種と同じだけ優れていると言えるでしょう。

参照:iPhone13技術仕様 iPhone13Pro技術仕様

iPhone12(Pro)の防水性能

iPhone12ProとiPhone12の防塵防水性能はIP68です。

iPhone13シリーズと同様に防塵、防水において規格上最も高いと言えます。

iPhone12ProとiPhone12は防水性能において「最大水深6メートルで最大30分間」の状態でも問題ないとしています。

水深6メートルというのはiPhone14シリーズとiPhone13シリーズと同じです。

iPhone11シリーズが水深2メートルだったので、より防水性能が高まったと言えます。

そう、iPhone12シリーズの防水性能はiPhoneの最新機種と同じだけ優れていると言えるでしょう。

ひょっとしたらこの防水性能が今後のスマホの限界になるのかもしれません。

参照:iPhone12仕様 iPhone12Pro仕様

iPhone 11(Pro)とXSの防水性能

iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Max、iPhone XS、iPhone XS Maxの防塵防水性能はIP68です。

このIP68というのは防水等級という括りでは最も高いとされています。

AppleはiPhone XS(MAX)の防水性能について「水深2メートルで最大30分間の耐水」と紹介しています。

Apple社内では水以外にも塩水、塩素処理された水、オレンジジュース、茶、ワイン、そしてビールでも耐水性能を試す実験したようです。

ビールにiPhoneを漬け込んだところ

実際にiPhone XSをビールに5時間浸けた実験でもiPhoneXSは一切故障しませんでした。

iPhone XSをビールに漬け込んだ動画があるので、気になる方はコチラをご覧ください。

iPhone XSの防水機能が進化 深さ2mのビールに数時間漬けた結果…

iPhone11Pro/Maxの防水性能

iPhone XS等はIP68等級で「最大水深2メートルで最大30分間」という表記になっていました。

これはiPhone 11も同様です。

しかしiPhone 11ProやiPhone11 Pro MaxもIP68で変わりませんがパワーアップしています。

「最大水深4メートルで最大30分間」と防水性能が上がっています。

つまりもっと深い場所でも大丈夫という訳ですね。

iPhone11/11Pro/11 Pro Maxの値段とスペックを比較してみたぞ

iPhone XR、iPhone Xの防水性能

iPhone XR、iPhone Xの防塵、防水性能はIP67です。

つまり防塵においては最強です。

防水性能は「一時的に水に浸ける」ぐらいならOKと覚えてください。

防水性能で言うと、このIPX7は防水規格の中で2番目に良い数字になります。

具体的には下記のような条件でも問題無く動作することを指しています。

  • 水に浸して影響がないように保護する。
  • 規定の圧力および時間で外郭を一時的に水中に沈めたとき、有害な影響を生じる量の水の浸入があってはならない。

つまり防水性能についてはかなり期待ができます。

ただしiPhone Xユーザーの方は一つ注意が必要です。

一部のiPhone Xはこちらの画像のように隙間があるものがあるようです。

隙間があると、もちろんiPhoneは水に漬けると壊れてしまいます。しかも水で故障した場合はAppleの保証の範囲外となります。

iPhone Xに隙間がある場合はApple Storeで交換してもらえる例もありますので是非一度確認してみてください。

【今すぐ確認】耐水性に問題あり?iPhone Xに「隙間がある」との報告が…

iPhone 7(Plus)、iPhone8(Plus)の防水性能

iPhone7、iPhone7Plus、iPhone8、iPhone8Plusの防塵、防水性能はIP67です。

この数字はiPhone XRと同等です。

Appleはこの防水性について「水深1メートルで最大30分間の耐水」でも問題ないと表現しています。

iPhone XS等には防水性能では叶いませんが、iPhone7〜iPhone8 Plusでも日常生活の防水においてはほとんど支障がないハズです。

そしてこの数字は防水規格の中で2番目に良い数字になります。

具体的には下記のような条件でも問題無く動作することを指しています。

  • 水に浸して影響がないように保護する。
  • 規定の圧力および時間で外郭を一時的に水中に沈めたとき、有害な影響を生じる量の水の浸入があってはならない。

iPhone 7/7Plusの防塵、防水性能について

iPhone 6s(Plus)の防水性能

AppleはiPhone6s、iPhone6s Plusの防水性能について公式には防水性能があると発表してはいません。

少なくともiPhone7〜iPhone 8Plusほどの防水性能は期待できないでしょう。

しかしお湯や水に30分浸けても大丈夫だったと言う実験結果が多数報告されています。

iPhone 6sは防水仕様!?水やお湯につけても問題なく使えるという実験動画が続々公開

そのため、断言はできないもののIPX6程度はある可能性があります。

IPX6とは下記のような防水性能のことを指しています。

  • 暴噴流(powerfull jet)に対して保護する。
  • あらゆる方向からのノズルによる強力なジェット噴流水によっても有害な影響を及ぼしてはならない。

※iPhone6s、iPhone6s Plusでは防水性能を試すことはおすすめしません。あくまで参考程度の情報ということで。

iPhone6以前のiPhone

残念ながら防水機能があるのはiPhone6sまでです。(6sも微妙ですが…)

と言う訳で、iPhone6以前のiPhoneは完全に防水性能はゼロだと思って良いです。

ただし10秒までなら大丈夫、という実験結果もあるようです。

でも、絶対に試しちゃダメですよ!

10秒までは大丈夫かも!?iPhone6/6plusの防水性は高いらしいとの実験結果

防水性能のあるiPhone一覧

  • iPhone 14
  • iPhone 14 Plus
  • iPhone 14 Pro
  • iPhone 14 Pro Max
  • iPhone 13
  • iPhone 13 mini
  • iPhone 13 Pro
  • iPhone 13 Pro Max
  • iPhone 12
  • iPhone 12 mini
  • iPhone 12 Pro
  • iPhone 12 Pro Max
  • iPhone SE (第 2 世代)
  • iPhone 11
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 11 Pro Max
  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone XR
  • iPhone X
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus

iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について

Apple Watchの防水性能

最後にApple Watchの防水性能について説明します。

Apple Watch第1世代

Apple Watch第1世代はIPX7です。これはiPhone7〜iPhone XR等と同等の防水性能があることを意味しています。

「IPX7」のIPXって何?防水規格について詳しく解説するぞ

一方、防塵については特に記述されていない為、防塵についてはあまり期待しない方がよいでしょう。

Apple Watch Series 2からSeries 8、SE2

Apple Watch Series 2からSeries 8、Apple Watch SE2は防水性能の規格が変わり、Appleは「水深 50 m の耐水性能があります。」と防水性能の表現をしています。

 

では50mまで潜っても大丈夫…かと思いきやそうではありません。

実はせいぜい「水仕事や水上スポーツ(水泳・ヨット・釣りなど)に耐えられるレベル」となっています。

「じゃぁ50m防水って何だったんだ!!!」と疑問をお持ちの方はコチラをご覧ください。

「50m防水」は50m潜れる訳じゃない!?意外と知らない防水性能の表示アレコレ

Apple Watch Ultra

Apple Watch Ultraの防水性能について、Appleは「100メートルの耐水性能があります。」と表記しています。

エクストリームスポーツ向けのApple Watchということもあり、水深40メートルまでのレクリエーショナルスキューバダイビングと高速ウォータースポーツで使用が可能です。

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