無料防犯アプリ「Digi Police」が人気を集め22万ダウンロードを突破しました。
開発したのはなんと警視庁です。人気が出たことで新聞やテレビでも取り上げるほどです。
警視庁の無料防犯アプリ「Digi Police(デジポリス)」が好評で、ダウンロード数22万件を突破したそうです。
スマホから大声が出て、画面で助けを求める文字が表示される痴漢撃退機能や、大音量で電子音が鳴る防犯ブザー機能などが評判だそう。
くわしくは、きょうの読売新聞夕刊で。 pic.twitter.com/5S62paOvEf— 読売新聞ブランド企画部 (@pr_yomi) 2019年4月22日
読売新聞やANN Newsでも報道されていました。
痴漢が目ぼしい女がいないときに使うアプリにもなる pic.twitter.com/GPQjhpPywc
— 昇降機はあなたのケツを盗んでいきました (@shokoki0721) 2019年4月23日
ではその「Digi Police」はどのように使うのか解説いたします。
注意:残念ながら評判ほどにはアプリの出来は良いとは言えません。
痴漢を防ぐ犯罪防止アプリの使い方
アプリを起動すると、かっこいいDigi Policeのキャラクターが登場します。
「機種変更された方はこちら」とありますがアプリの仕様上、既存ユーザーの方でも引き継ぐ情報はほとんど無い為、迷ったら「次へ」を選択しましょう。
その後は地域を選択したら、アプリを使うことができるようになります。
ホームタブの機能
ホームタブの機能は下記の通りです。
- 地図で犯罪情報知る
- オレオレ詐欺防止
- 子供と女性の安全について
- 警視庁ホームページ
- 公開捜査の情報
- 犯罪発生情報
- 詐欺川柳
- インコの部屋
それぞれを見てみると、充実している…というよりは微妙なものばかりです。
オレオレ詐欺防止に関する情報はそれなりにクォリティが高いのですが、
アプリ内に内容が被りまくりな警視庁のホームページが置いてあったり、「詐欺川柳」という誰得なコンテンツ、遊び方が全く分からない「インコの部屋」という謎のコンテンツがあったりします。
使い勝手は微妙です。
ですが、痴漢防止機能と防犯ブザーに関しては別です。
シンプルで使いやすい仕様となっています。
痴漢防止機能と防犯ブザー
痴漢防止機能は緊急時でもすぐに使えるようにアプリの下部「痴漢撃退」タブをタップするだけで使うことができます。
痴漢撃退タブの中身はこの通りシンプルに「痴漢です 助けてください」と表示されているだけです。
この画面表示は痴漢行為の被害に遭ってる際に他の乗客に見せて気付いてもらうためのものでしょう。
そして画面をタップすると「やめてください」「やめてください」「やめてください」と大きな声で連呼を始めます。
防犯ブザー機能を使うには「防犯ブザー」タブをタップしてください。
そして画面タップすることで「ピピピ…」というサウンドを流すことができます。
どのような音が鳴るのかはこちらの動画をご覧ください。
Twitterの声
評判となってる「Digi Police」ですが、Twitterの声は賛否両論という形になっています。
そもそも痴漢を撃退する為の画面を他の乗客に見せる勇気が被害者にあるかどうか確かに気になります。
警視庁から出ている「痴漢撃退アプリ」が緩い!「痴漢です、助けてください」の画面を回りに見せる。見せられても回りは動くか?「やめてください」ボイス。「ブザー」鳴らす勇気でるかな?
— ムラサメ (@naganaga199) 2019年4月24日
また冤罪を気にする声も多々ありました。
痴漢撃退アプリだってさー
どうせ悪用するやつが増えて電車に乗れなくなる未来が丸見えだし、下手すりゃ道歩くのすら犯罪になりかねんのになんでそんなもん作るかねぇ日本男児は早いとこ首吊った方がいいんじゃね?
— いなバ (@inabayaki) 2019年4月23日
そしてその冤罪を危惧する人を責める声も。
rt 何がすごいって、この痴漢撃退?アプリ記事のリプが「冤罪増えそう」「悪用されそう」ばっかなんだけど
ってとこじゃないのか私は中学から電車通学してて、自分も友人も痴漢被害に何度もあってるから、こんな簡単に「悪用されそう」とか言ってねえでまずは痴漢やってる屑を責めろよってなるわ
— いな (@ina_umeko) 2019年4月23日
いろいろな声がありますが、犯罪被害を減らす為には役に立つのかもしれません。